もっちり生地にあんこがたっぷり!ほっこりお手頃おやつ「もちもち焼き」が東京駅でも購入できちゃいます
やっと二の腕を撫でる風が心地よくなり、今日は長袖にしようか半袖にしようかと迷うことが、煩わしいと思いながらも楽しんでいる自分がおります。まぁ、あまりにも長引く雨には手加減してほしいと思うのですが…女心と秋の空と申しますが、そこまで激情にかられることはありませんよ、と。
涼しくなるにつれて旬の味覚が移りかわるのは当然ではございますが、定番の和菓子にもまた変化が訪れます。それは、衛生面から夏場は販売を休止していた和菓子の販売が再開されるということ。水分量の多いあんこをメインとしたお菓子は傷みやすいため、気温が下がってきた頃合いにあわせてまた増え始めるのです。
今回は、いちご大福の元祖ともいわれ、東京駅改札外にもお店を構える「大角玉屋」さんの「もちもち焼き」をご紹介。
いかがですか、このなんともいえない愛敬たっぷりのフォルム。大丸東京店の1階をはじめ、東京駅改札外にはシーズン毎にランク付けされたり特集が組まれるお洒落なお菓子で溢れていますが、大角玉屋さんには気取らずカジュアルな和菓子も並んでいるのです。
名物の苺大福や今の時期であれば栗を使用したお菓子などは、素朴さも兼ね備えているもののどちらかというとちょっとおめかしをしたよそ行きな、いわゆる手土産としても重宝できそうな子たち。
しかしこちらのもちもち焼きは、クレープのような薄い皮で粒餡を挟んだというごくごくシンプルなお菓子。
小麦粉に餅粉を加えた皮は菓銘の如くもちもちとした弾力がとっても魅力的!皮はどことなくどら焼きのようなこっくりとした甘味を連想させる香りを放ち、単なる焼き目の薫香だけではないというところも捻りが効いていますね。
ほんのりとした甘さが食べやすいもっちもちの薄皮の中には、しゃきしゃきとした軽やかな食べ応えを持ち合わせた粒餡がたっぷり!これはあんこ好きさんにはたまらないのではないでしょうか。仄かに皮の渋みを残し、それでいて穏やかで口当たりまろやかな粒餡はいつ食べてもほっと心を和ませてくれる和菓子の醍醐味の一つといえるでしょう。
日常に寄り添うお菓子とはまさにこのこと。
趣向を凝らしたパッケージデザインも希少性もあわせてあれこれ吟味するお菓子だけではなく、こういった自分自身のためのおやつも揃う東京駅。移動ついでに、ちょっと甘いものをピックアップ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<大角玉屋・東京駅店>
公式サイト(外部リンク)
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅ギフトパレット内
03-6206-3011
平日 9時30分~20時30分
休日 9時~20時30分
不定休