焼くだけ、挟むだけ!「芋ようかん」をコンビニにあるものでアレンジしたら毎日食べても食べ足りない…!
芋栗南瓜、皆さんのお気に入りはどちらでしょうか?
どちらかひとつ選ぶというのもまた酷な質問でしたね。いよいよ秋が到来し、夏に比べると食べ応えのある和菓子が続々と登場。とはいえ、一年中販売されているものも。
芋ようかんはいかがでしょう?昨今コンビニでも入手できるようになり、お土産として通年人気の商品でもありますね。味わいが想像しやすいということもあり海外の方からも人気の高い和菓子のひとつでもあります。そして、ものによってはリベイクしたり冷凍したりとシンプルなお菓子ゆえにアレンジ方法も多彩!
そこで今回は、日々和菓子をいただいている私イチオシの「芋ようかん」を、コンビニで購入できるものだけでご紹介。
今回のアレンジは、寒天などの凝固剤がはいっていないものを選ぶこと。創業明治35年、かれこれ120年以上もの間芋ようかんを作り続けていらっしゃる「舟和」さんの芋ようかんのように、材料がさつまいも・砂糖・塩といったものがおすすめです。
【バター焼き】
舟和さんの芋ようかんの箱には、バターで焼いたり炙ったり、お粥と一緒に炊き上げたりといったアレンジ方法が記載されております。今回はその中でも、バター焼きを。
弱火でバターを溶かし、芋ようかんを並べたら少し火を強めます。そうすることで焦げ目がつき、表面はカリッと、内側はしっとりとした食感に。
更に今回はトッピングを。有塩バターと海苔の組み合わせは勿論、海の恵みと大地の恵み双方の旨味や香りが入り混じり、複雑ながらも素材は単純なのでほっとする味わいに。さつまいもの甘みが際立ちます。
もうひとつはキャラメリゼされたナッツを。ぽりぽり、かりかりとした食感は勿論のこと、バターではなくアーモンドやくるみといったそれぞれのナッツ特有の良質な脂質と香ばしさが、和菓子にはない洋菓子の要素をプラス。また、あらかじめキャラメリゼされているので深みのあるまろやかさも加わります。秋冬にぴったりなスイーツに大変身!
【さつまいもあんバター】
和菓子の世界でも近年見られるようになってきたあんことバターの組み合わせ。和洋問わずファンが多いコンビネーションに芋ようかんをプラス!
今回は食べやすさを考慮し、小さめかつ薄皮のものをチョイス。真ん中に一本切り込みを入れ、パンの直径に合わせてカットした芋羊羹をお好きな大きさでサンド。そのままでも十分美味しく召し上がれますが、バターを少しだけプラス。
三位一体の美味しさとはまさにこのこと。
薄皮のあんぱんなので、芋ようかんとバターの滑らかさとの統一感もあり、粒餡の小豆の皮などがほのかな食感のアクセントになり、いくらでも頬張りたくなってしまいますね。
見栄えのポイントとして、あんぱんに切り込みを入れた際に、どちらかのあんこをすこしだけ片方の縁に持ってくると、あんこ・バター・芋ようかん三つの色味がはっきりと見えて綺麗な仕上がりに。
舟和さんの芋ようかんは5本入りからのご用意、お店によっては棹状でのご用意となるところもあります。食べてたいけど、そんなに沢山食べきれないし…と、遠ざかりがちな方!
ぜひこういった肌寒くなってきた季節に、より一層楽しく召し上がれるようなアレンジを試してみてはいかがでしょうか。
※コンビニの店舗によって購入できる商品に違いがあることがございますのでご了承くださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<舟和・本店>
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