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【防災月間】災害に備えて見直すべき3つの「お金」とは

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した川崎みさです。

皆さんは、「災害に備えたお金の準備」をしていますか?わが家では、6年前の西日本豪雨災害で被災してから金銭面でもしっかり備えが必要だったと反省し、3つの備えをするようになりました。

1.「小銭」は用意しておく

6年前の西日本豪雨災害で「準備しておけばよかった!」と後悔したのが小銭。近所のスーパーでは店員さん自身も被災したのに、多くの店舗で「必要な方がいるから」と、店を開けくださいました。しかし、せっかく店を開けて下さってもお金がなければ生活に必要なモノを買うことは出来ません。災害時は停電で、電子マネーやクレジットカードが使えない場合があるので、今では「小銭」もわが家の防災グッズとして備えています。

2.「タンス預金」はしない

家にまとまった現金を置いている場合、災害で倒壊したり流されてしまうとせっかく貯めた「ヘソクリ」や「タンス預金」まで失ってしまいます。さらに、災害後はどの被災地でも盗難などが相次いで起こっているので、現金は家に置いたままにせず口座への入金をするようになりました。

3.災害関連の保険の見直しをする

今回の台風10号の際に、契約している保険会社の方から「台風で被害が出たら、被害状況を写真に撮って送ってください。保険で直しましょう!」と、ご連絡をいただきました。有事の際に、気にかけて頂けるのもありがたいし、もしも台風や地震で家屋に被害が出た場合も保険が適応されれば、懐が痛むことなく前と同じように暮らせます

また「家財保険」も極めて重要!衣服や家電、子どもの制服や学用品まで全てを買い直したら、100万円単位の出費になってしまいます。すでに契約している保険に「家財保険」も含まれていることがありますので、ぜひこの機会に「家財保険」に加入しているか確認してみてくださいね。

災害に備えて見直す3つの「お金」

1.「小銭」は用意しておく
2.タンス預金はしない
3.災害関連の保険の見直しをする

備えあれば憂いなし。災害大国である日本に住んでいる以上は、災害時も災害後もお金で困る事がないようにしっかり備えておかなければ、と思っています。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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