秋ですね。すっかり秋の景色になりました。

秋といえば、読書の秋、食欲の秋に芸術の秋。

と、いうことで今回は芸術の秋にふれたとこへ取材に行ってきました。芸術の秋と言っても、絵画とかではありません。ジャズダンスです。そんなジャズダンスを習える所が大村にあると聞いて取材に行ってきました。

大村のジャズダンス　グリーンダンスサークル

グリーンダンスサークルはジャズダンス教室で、毎週金曜日に大村市中地区公民館で、稽古が行われています。

ジャズダンスとは、ジャズやヒップホップ、R＆Ｂなどの曲に合わせて踊るダンスのことです。ジャズダンスはクラシックバレエの要素が含まれており、柔軟性や姿勢の正しさなどが重要視されますが、様々な音楽に合わせて踊れるので、初心者の方にも始めやすいダンスです。

現在生徒さんは計10名。小学生から中学生までのジュニアクラスが4名、高校生から大人の方クラスが6名の方がおられます。

そんなグリーンダンスサークルの指導をされている方は牧野みどりさん。

元気な笑顔が印象的で、動きにしなやかさがある方です。

牧野さんは6歳からバレエをされていました。12歳でミュージカルに出会い、大村で多数のミュージカルに出演され20歳の時に単身上京。

そこでミュージカル女優を志しながら、バレエだけでなく、ジャズダンスやタップダンス、さらに声楽や演技なども学ばれてきました。

2014年に長崎に帰ってきてからはその経験を活かし、市民ミュージカルの指導や演出振付補佐などされ、活躍の場を広げています。

取材にお伺いした時は、発表会に向けての総仕込み中でした。

本番前だからピリピリしてるのかなと思っていましたが、皆さん笑顔でリラックスしながら練習に励まれていました。

目的は楽しく！見てる人達に感動を伝える。そして人としての成長も

まずはジュニアクラスから見学させてもらいました。

グリーンダンスサークルは「ダンスは楽しい」という所から始まり、見ている人達に感動を伝えることも目標にしています。

練習は確かに真剣そのものですが笑顔は絶えず、常に明るい空気がありました。

牧野さんの指導がとても丁寧で、生徒さんの1人1人の性格も把握されているからか、その子にとって一番分かりやすい言葉で指導されていました。

ジュニアクラスでは自分たちで演目の立ち位置を意識させたり、衣装の準備など「自分で責任を持つ」ということも意識して指導していました。

生徒たちも牧野さんへ積極的に、振付や気になったとこを聞いたり、「もう一回練習したい」と自ら進んで練習に取り組んでいました。

オトナクラスの様子は

大人クラスも見学させてもらいました。

皆さんとても仲が良く、和気あいあいとしています。

大人クラスの方は男性もおられ、真剣に、だけど楽しく取り組まれていました。

年齢層は高校生から40代の方まで。中にはダンスをするのは初めてという方もおられました。

グリーンダンスサークルは年に一度、練習の成果を発表会という形でお披露目しています。

日程もできるだけ生徒さんが全員が出れる日に日程調整をして開催。

毎年たくさんの方が観に来られ、大変好評です。

ダンスに挑戦したい。舞台立って輝いてみたいと夢みている方。ぜひ、一度見学に行かれてみてください。