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元ヤンキースの41歳がヤンキース相手に本塁打を含む3安打。バウアー、アキーノ、アマダーらも出場

宇根夏樹ベースボール・ライター
左から、A.ロドリゲス、R.カノー、D.ジーター Sep 17, 2005(写真:ロイター/アフロ)

 3月24日、ニューヨーク・ヤンキースは、メキシコでディアブロス・ロホス・デル・メヒコと試合を行い、3対4で敗れた。

 ディアブロス・ロホスは、4回裏にロビンソン・カノーのホームランで1点を先制したのに続き、6回裏にジャフェット・アマダーの内野ゴロとアリスティデス・アキーノのヒットで2点を追加し、7回裏にカノーのヒットで4点目を挙げた。

 カノーは、メジャーリーグ1年目の2005年から2013年まで、ヤンキースで二塁を守っていた。通算2639安打中1649本、通算572二塁打中375本、通算335本塁打中204本は、ヤンキースの選手として記録した。オールスター・ゲーム選出8度のうち、5度目まではヤンキース時代だ。2010年と2012年は、ゴールドグラブも受賞している。

 メジャーリーグの試合に出場したのは、2022年が最後。現在の年齢は、41歳だ。6回裏の2得点も、1死走者なしから打ったカノーの二塁打が口火となった。

 アマダーとアキーノは、日本プロ野球を経験している。アマダーは、2016~18年に東北楽天ゴールデンイーグルス、アキーノは、2023年に中日ドラゴンズでプレーした。この試合は、元・東北楽天(2022年)のホセ・マルモレホスも出場。3人とも、1安打ずつを記録した。

 マウンドには、2人の日本プロ野球経験者が上がった。最初の3イニングは、前・横浜DeNAベイスターズ(2023年)のトレバー・バウアーが投げ、被安打4本と与四球2で計6人を出塁させたものの、長打は打たれず、ホームは踏ませなかった。続いて登板した、前・北海道日本ハム・ファイターズ(2022~23年)のコナー・メネズは、1イニングを0点で終わらせ、白星を手にした。

 ヤンキースとディアブロス・ロホスは、3月25日も対戦する。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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