【東京都台東区】超ガッツリランチに大満足!浅草のアメリカ西海岸風カフェ「ORTIGA(オルティガ)」
浅草は食の激戦区としても名高いエリア。伝統の和食店から、新進気鋭のモダンカフェまで、それぞれが独自の特色を競い合いながら、常に新たな魅力を追求しています。
そんな浅草で「今日はどこにしようか」と思いつつ空腹に悩むあなたが、何となく路地を抜けた先で、アメリカンな雰囲気が漂うカフェを発見したとしましょう。その名も「ORTIGA(オルティガ)」。
一歩店内に踏み入れると、モダンかつアメリカンな内装が印象的で、料理もボリューム満点!美味しさと共に満足感もしっかりと提供してくれる、まさに浅草の新たな名店と言えるでしょう。
◆江戸っ子の街・浅草にアメリカ西部の風。ワイルドかつ温かみのある店舗デザイン
「ORTIGA」はアメリカの西部劇のような風景を連想させる、独特のアメリカテイストを盛り込んだ店先とアートが特徴的です。
オープンは2022年8月で、もともとは古い倉庫だった場所をカリフォルニア工務店さんがリノベーションしたそうです。その結果、まるでアメリカ西海岸にいるかのような店内デザインが実現。1階のバイクスペースなどには、独自の個性がふんだんに生かされています。
建物は2階建てで、1階には注文カウンターとバイクガレージ風の座席、2階のテーブル席から選べます。
1階の天井はリノベーション前のままで、一方で2階の天井はリノベ後のものとなっているため、その違いを見比べるのも一つの楽しみです。
床や天井、テーブルなどには木材が使われ、スタイリッシュながらも温かみのある空間を演出しています。
照明や壁面アートも非常にオシャレ。Wi-Fiも完備しているので、ふらっと立ち寄って心地よく時間を過ごすのも良いかもしれません。
◆ハンバーガーが多いなか光る「スペシャルプレート」の存在感
メニューはハンバーグの種類が多いほか、オムライスやスパゲティナポリタン、各種デザートも。1階カウンターで注文してから、注文札を受け取り、それを持って席に行くタイプです。
気になったのは「スペシャルプレート」なるメニュー。
どの辺りがスペシャル…?と気になって聞いてみると、店員さんいわく「大人のお子様ライスみたいなのですよ」とのこと。これは注文して確かめざるを得ません!
◆1プレートで満腹!スペシャルで大満足の盛り合わせ。
さっそく「スペシャルプレート」(2,000円)と、加えて食後のロングブラック(350円※セット価格)を注文。
料理が運ばれてくると、皿一杯に色とりどりの料理が盛られていて、「どーん!」という擬音が似合いそうな量の多さに驚かされました!
ハンバーグは見るからに分厚く、切り分けると肉汁がジュワジュワとあふれ出ています。それに合わさるデミグラスソースの旨みも相まって、口の中でとろけるような味わい。
ケチャップで強めに味付けされたオムライスと、スパゲティナポリタン。どちらもオーソドックスなカフェ飯の定番とも言えるでしょう。それが一皿に両方そろっているなんて贅沢ですね。
フライドチキンは大ぶりながら2つも盛られ、パリパリの皮とオーロラソースが見事にマッチしています。
揚げ野菜とマッシュポテトは控えめながら優しい味で、他の料理が濃い目の味付けなぶん、箸休めにちょうどいい印象。マッシュポテトは、残ったソースに絡めて楽しむのもおすすめです。
具材がゴロゴロと入った野菜スープは、キノコや根菜の風味が口いっぱいに広がり、栄養価も高そうです。
食後のコーヒー(ロングブラック)は深煎りで力強い味わい。こってり目で力強い料理の後に飲むと良いリフレッシュになります。ドリンク2杯目が150円引きのサービスもありますよ。
◆明るく和やかなお店でファミリー層にもオススメ
店内を見渡すと、家族連れの方や友人同士と思われるお客さんが比較的多め。浅草での営業開店からまだ1年未満ながら、もうすでに地元コミュニティに溶け込んでいる様子がうかがえます。
一人でガッツリ昼食と行きたい時でも、複数人でのパーティ利用でも両方良さそうです。次回はハンバーガーを試そうか、あるいは昼下がりに来店してスイーツ・カフェ利用にしようかと楽しみが膨らみますね。