【英会話】「Give it time !」ってどんな意味?
こんにちは、せいたろーです。
ナダ、バンクーバーに3年間留学していました。
現在は英会話講師として働いています。
留学中、新しいクラスになかなか馴染めず悩んでいると、
ホームステイ先のお父さんが
「Give it time !」と一言。
give = 与える it = それ time = 時間
それに時間を与えろ…?
意味がわかりませんでした。
あなたはこの一言、正しく訳せますか?
今回は「Give it time !」の意味と使い方をご紹介します。
実はこれ、
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Give it time ! 様子を見てみよう
直訳「それに時間を与える」から「様子を見てみよう」のニュアンスで使われます。
Give it some time !「もう少し様子を見てみよう」
意味はどちらも一緒ですが、someを間に入れて、「もう少し」と追加することができます。
実際の会話ではこんな感じです。
例文1
A : I don't like my new class.(新しいクラス苦手なんだ…)
B : It's been only a week. Give it some time.(まだ1週間でしょ?もう少し様子を見てみたら)
例文2
A : I just started a new job, but I already want to quit.(転職したばかりだけど、もう辞めたいよ)
B : What ? Give it some time.(え?もう少し様子を見てみようよ)
単語をそのまま訳していたら、分からない英語フレーズですね。
ポイント itを「それ」と訳さない
学校でit = それ、と習いましたね。
もちろんその意味もあります。
・Can you give it to me ?(それを渡してよ)
・I like it, too.(私もそれ好き)
ただ日常会話ではit = それ、と訳してしまうと意味が通じなくなってしまう場合がいくつかあります。
① 天気や状況を表す
It is sunny today.(今日は晴れだね)×それは晴れです
② 形式的に置かれる
It is difficult to speak English.(英語を話すのは難しい)×それは難しいです
今回の「Give it some time !」のitも形式的に置かれているだけで、
「それ」と訳さないのがポイントです。
it = それ、ではない!ということを覚えておいてくださいね!
まとめ
Give it some time もう少し様子を見てみよう
こんなフレーズもパッと会話中に言えればカッコいいですね!
今回の記事が少しでもご参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。