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地元に愛される豚骨ラーメンへと原点回帰する古き良き〈オールドスタイル〉を貫くシンプルな一杯

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡市城南区別府。住宅地の中にある〈長浜ラーメン一新〉。最寄りの駅は、福岡市営地下鉄七隈線の「六本松駅」で、そこから徒歩圏内の歩いて10分ほどで到着する距離感。厨房前のカウンター席と複数のテーブル席で構成された、清潔感のある店内は、いつもキレイに保たれていて、ゆっくりと寛げる空間。明るく気持ちのいい接客とあわせて、初めて訪れた時から、今もまったく変わらない雰囲気が印象的。

2015年に開業し地元の方々に愛される長浜ラーメン店

創業して今年で9年目。住宅街という場所柄的なこともあるけど、地元の方々が足繁く通う、昔ながらの懐かしい(どこかホッとする)スタンダード&ベーシックな豚骨ラーメンを提供。古き良き「オールドスタイル」を標榜し貫く〈長浜ラーメン一新〉。とても感じのいい店主ご夫婦が切り盛りされていて、お昼はラーメンがメインで、夜はお酒とともに豊富なおつまみ類を揃えたラーメン居酒屋になる。

昔懐かしい豚骨が福岡のラーメンシーンをリードする

近頃の福岡では、臭みの少ない(あるいは無い)いわゆる洗練された豚骨ラーメンから、昔懐かしい豚骨ラーメンへと流行がシフトしてきている印象で、それがまた逆に新鮮なイメージにつながっている。

ここ〈一新〉でも、デフォルトのラーメンが運ばれてくると、すぐに豚骨とニンニクの香りが漂ってくる。スープは、白濁ではなく、どちらかといえば白濁+褐色の入る色味。サラッとはしているけど代表的な長浜ラーメンのシャバシャバな豚骨スープとは一線を画す趣で、あっさりはしているものの、少し甘みも感じられるキリッとしたカエシとの絶妙なバランスにより、輪郭がきちんと整った独自の一杯。合わせる麺は、ストレートな細麺で、歯切れのいいザクザクとした食感が心地いい。具材は、チャーシューとネギだけというシンプルなオールドスタイルな構成。

味変のお供、名物の辛子高菜と紅生姜は卓上に常設。
味変のお供、名物の辛子高菜と紅生姜は卓上に常設。

メニュー構成は昼夜兼用で18時からは「おつまみ」類が追加される

ランチタイムのメインは、お得な〈4つのセットメニュー〉。「ラーメンセット」はラーメン+ごはん=700円、ラーメン+たまごかけごはん=850円。博多一口餃子の「餃子セット」はラーメン+餃子5コ=800円。数量限定の「やきめしセット」はラーメン+やきめし(ハーフ)=900円。お昼からでも飲める「ちょい呑みセット」はラーメン+餃子い5コ+お好きなドリンク(※ビンは除く)=1150円。

やきめしセットの「ラーメン」と「やきめし」との相性が抜群

やきめしセットのコンビネーションが好きで、キレイに盛り付けられた出来立て熱々の「やきめし(ハーフ)」をいただきながら、ラーメンの極ウマなスープを啜ると、ちょうど良い塩味のバランスがクセになる組み合わせ。たまらなく美味しい。

この数量限定の「やきめし」がまた美味しいのなんのって。
この数量限定の「やきめし」がまた美味しいのなんのって。

基本のラーメンは650円で、替え玉は150円

単品メニューは、ベーシックなラーメン650円、一口餃子(10コ)450円、やきめし(ハーフ)350円、やきめし650円、たまごかけごはん300円、ごはん(小)150円・(大)200円、替え玉150円。今は、メニューに無いけど、かけラーメン(麺とスープのみ)も注文可能だ。

18時から提供のお酒のお供の「おつまみ」類

さらに18時からの「おつまみ」は、肉もやし炒め450円、酢もつ400円、イカの塩辛350円、たたきキュウリ300円、冷奴(キムチ or なめたけ)250円、冬季限定のおでん(3コ)400円・(1コ)150円と、どれもリーズナブルな値段設定。

ビールにピタッとはまる博多一口餃子

博多の一口餃子で、やわらかな薄皮のモチッとした食感でビールにピタッとはまる。

長浜ラーメン一新

住所  :福岡県福岡市城南区別府1丁目8-33
[地図

営業時間:12時00分~14時30分 18時00分~21時00分

定休日 :日曜日(不定休)

駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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