昭和の家・砂壁に壁紙はどうやって貼るの?
砂壁に壁紙を貼れる?
昭和の必ずと言っていいほどある「砂壁」。
和室から洋室に変えたいときに悩むのが、この砂壁をどうする?ってことなんですよね・・・。
今回は、私が砂壁に壁紙を貼った手順をご紹介します。
取りかかる前に確認するチェックポイント
砂壁に壁紙を貼る時には、まず砂壁の状態を確認します。
- 砂壁がポロポロ落ちてくるくらい痛んでいる
- カビが生えている
など、痛みがひどい場合は今回ご紹介する方法はオススメしません。
痛みがひどい時は砂壁を剥がす、または上から合板などを貼ってしまう事を推奨します。
ひどい痛みがなければ、さっそく作業にとりかかりましょう!
下準備をしよう
下地抑えのためにシーラーを塗ります。
アクが出てくることもあるので、アク止めシーラーがオススメです。
全体にシーラーを塗ります。
今回は柱もペイントするので一緒にシーラーを塗ってます。
パテ処理
砂壁のままではザラザラ、デコボコしていて壁紙の密着も弱くなってしまうので
パテを塗って表面を平らにします。
壁紙下地のパテは「ワイドスーパー」を使用しています。
サンダーで平らに整える
粉塵がすごいので、防塵マスクを着用してくださいね。粉塵のお掃除も大変なので養生をしっかり。
集塵付きのサンダーがあるといいです。
壁紙を貼る前に、柱もペイントしておきました。
壁紙を貼る
ここまできたら、あとは普通に壁紙をはる手順でOKです。
壁紙は柄物だと下地の凸凹があまり気にならないけど、今回のような広い範囲に貼る場合、
柄合わせが大変・・・。
無地の壁紙を貼るなら下地の凸凹が響きにくいものを選ぶとごまかせます。(塗り壁調や石目調など)
真っ白な洋室に大変身!
暗いウグイス色の砂壁で囲まれたあの和室が、真っ白な洋室に大変身しました!
今回は2間続きの部屋たっだので、かなり大変でしたがこれだけ変わるとやりがいもありますね!
砂壁から壁紙に変えるだけでも変わりますが、より和室感を無くすなら柱もペイントする方が絶対に垢抜けますよ。
砂壁のセルフリノベーションは、以前ご紹介したペイントもお手軽でおすすめ。
合わせてチェックしてみてくださいね。