Yahoo!ニュース

オールスターでホームランを打った各球団最後の選手は…。東京ヤクルトは8年前のバレンティンが最後

宇根夏樹ベースボール・ライター
ウラディミール・バレンティン MARCH 12, 2017(写真:アフロスポーツ)

 昨年のオールスター・ゲームは、3人が計4本のホームランを打った。第1戦は、柳田悠岐(福岡ソフトバンク・ホークス)、万波中正(北海道日本ハム・ファイターズ)、宮﨑敏郎(横浜DeNAベイスターズ)が1本ずつ。第2戦は、万波が2試合連続ホームランだ。

 オールスター・ゲームでホームランを打った、各球団最後の選手は、以下のとおり。

筆者作成
筆者作成

 12球団のうち、東京ヤクルト・スワローズは、最も長くホームランが途絶えている。2016年の第1戦に打った、ウラディミール・バレンティンが最後だ。ちなみに、その前のホームランは、2014年の第2戦に山田哲人が記録している。

 今年が選出4度目の村上宗隆(東京ヤクルト)は、これまでの6試合で15打数4安打。初選出の2019年は、第1戦が4打数0安打、第2戦は2打数2安打(二塁打と単打)。2度目の2021年は、1打数0安打と4打数0安打。3度目の2022年は、2打数0安打と2打数2安打(単打2本)だ。

 今年、東京ヤクルトからは、村上の他に2人の野手、長岡秀樹ドミンゴ・サンタナがオールスター・ゲームに選ばれている。

 なお、最後のホームランとその前のホームランが同じ選手は、北海道日本ハムだけではない。福岡ソフトバンクの直近の2本は――最後から2本目と最後の順に――2022年の第2戦と2023年の第1戦の柳田。埼玉西武ライオンズの直近の2本は、2019年の第1戦と2022年の第1戦に山川穂高(現・福岡ソフトバンク)が打った。

 埼玉西武の場合、ここ6本のホームランは、秋山翔吾(現・広島東洋カープ)が2本(2017年の第1戦と2018年の第1戦)→森友哉(現・オリックス・バファローズ)が2本(2018年の第1戦と2019年の第1戦)→山川が2本、となっている。

 また、横浜DeNAの選手による直近7本のホームランは、筒香嘉智が5本と宮﨑が2本だ。筒香(2016年の第1戦)、筒香(2016年の第2戦)、筒香(2017年の第1戦)、宮﨑(2018年の第1戦)、筒香(2018年の第1戦)、筒香(2019年の第2戦)、宮﨑(2023年の第1戦)の順に記録している。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

宇根夏樹の最近の記事