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『作話』事実かどうかは追求せず、その人の気持ちに寄り添うことが大事【きっと将来役に立つ介護の言葉】

↓YouTubeでも、解説動画を見られます。

『作話』とは、認知症などの症状で、事実でないことを、実際に体験したかのように話すことです。

認知症の方が、覚えていないことを聞かれて、その場のつじつまを合わせるために、話を作ることはよくあります。

とても流暢に話すこともあり、初対面の人だと、本当の話だと信じてしまうこともあります。

あくまで病気の症状であり、悪意でしていることではないので、事実ではないと思っても、頭から否定せず、気持ちに寄り添う姿勢が大切です。

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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