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【防災】子どもと災害に備える!週末に「自動販売機」の使い方を一緒に確認

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨で被災した川崎みさです。

南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)をキッカケに、東北での台風による大雨被害、また関東への台風の到来などから、日本全域で普段より一段レベルの高い災害への備えが呼びかけられています。また現在は、夏休み真っ盛り。備えの意識は子ども達にも必要です。

そこでわが家では、いざという時のために子どもの「 防災知識の引き出し」を増やすために、災害時の自動販売機の使い方を確認しました。

1.自動販売機を使う練習をする

普段は節約のために水筒を持ち歩いているので、自動販売機で飲み物を買う機会はほとんどありません。しかし、災害時のことを考えると、水分を確保するために「自動販売機の使い方」を知っておくのがベスト。まずは、近所のどこに自動販売機があるのか、子どもと一緒に確認しました。

災害時に自動販売機で買う飲み物は?


お茶
スポーツドリンクなど

自動販売機では、色々な飲み物が販売されているのでワクワクしますが、子ども達には「災害時に買うモノはできれば水分補給ができる水かお茶にしてね」と伝えています。いざという時、親が側にいなくても適切なモノを選べると安心です。

2.災害時に「NGな飲み物」は?

どんな飲み物も災害時にはないより、あった方がマシですが、わが家では「コーヒーだけはやめておこう」と伝えています。コーヒーには、トイレに行きたくなる成分が入っていること、災害時にはトイレに困る可能性が高いことが理由です。

3.買うなら「ペットボトル」がベスト

自動販売機には、缶・ペットボトル・紙パックなど色々な容器で飲み物が売られていますが、災害時に買うなら「ペットボトル」がベストです。もちろん理由は「フタが閉められる」「小分けに飲める」から。

大人なら災害時に「ペットボトル」を選ぶのが当たり前ですが、子どもには言わないと分からない!

「防災知識の引き出し」を増やす夏にする

どんな状況で被災するのか、どんな知識が災害時に役立つのかその時にならないと分かりません。しかし色々な想定をして準備しておくことは、決してムダにはならないと海上保安官時代に学びました。「災害は起こるもの」を前提に、日頃から防災・減災を意識して暮らすことが子ども達を守ることにつながると思っています。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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