黒人2人目の選手は監督としても◆四半世紀ぶりにア・リーグの投手が本塁打を打つ…【6月30日のMLB】
◆2015年6月30日
シカゴ・ホワイトソックスのクリス・セールが、8イニングを投げて12三振を奪い、5月23日からの二桁奪三振を8試合連続とする。ペドロ・マルティネスが1999年に打ち立てた、最長記録に並んだ。新記録にリーチをかけて臨んだ7月6日は、完投勝利ながら奪三振は6にとどまった。
◆2012年6月30日
サンディエゴ・パドレスのヤズマニ・グランダルが、メジャーリーグ初安打と2本目をどちらもホームランで記録する。最初の2安打を同じ試合で打ち、それらが左右それぞれの打席からのホームランは史上初。1本目は右打席、2本目は左打席。この日は出場2試合目。メジャーデビューした6月2日は、8回表の途中からマスクをかぶり、1打数0安打に終わった。
◆1997年6月30日
テキサス・レンジャーズの先発投手、ボビー・ウィットがホームランを打つ。1973年のDH導入以降、ア・リーグの投手による本塁打は初。この年から始まったインターリーグの試合で打った。通算1本塁打。64打数9安打(打率.141)。
◆1978年6月30日
シカゴ・ホワイトソックスのボブ・レモン監督が解任され、打撃コーチのラリー・ドビーが後任の監督となる。アフリカン・アメリカンの監督は、1975年に選手兼任となったフランク・ロビンソンに続き、ドビーが2人目。選手として1947年7月5日にメジャーデビューした時も、ドビーはジャッキー・ロビンソン(1947年4月15日)に続く、20世紀以降2人目のアフリカン・アメリカンだった。監督を務めたのはこの年だけ。37勝50敗。一方、レモンはこの年の7月25日からニューヨーク・ヤンキースで采配を振り、ワールドシリーズで優勝した。
6月29日のMLBは、こちら。