子供若者をしっかり就職させる方法:キャリア教育の心理学
2020年春に卒業予定の大学3年生らの就職・採用活動が明日3月1日、解禁されます。
■就活、キャリア教育:一人で生きていく子供若者のために
どんなにやさしいちちははも
おまえたちとは一緒にいけない
どこかへ やがては かえるのだから
池井 昌樹 (著)『手から手へ』(集英社)より
子供のことを心から愛し、面倒を見ていても、会社の仕事を代わりにやってあげるわけにはいきません。子供の老後の面倒まで見ることはできません。幼かった子供たちも成長し、しっかり働いて、自立してもらわなければなりません。それが、親の役割です。
学生時代は、人生の中でも最も楽しい時間の一つかもしれませんが、
人生を振り返って学生時代が一番良かったでは困ります。
「最善のものはなおこの先に」です。
「(学生)時代が一番幸せだった、一番楽しかった、と心底から感じるなら、私はこの学校の教育が失敗だったと言わなければなりません。最上のものは過去にあるのではなく、将来にあります。旅路の最後まで希望と理想を持ち続けて、進んでいく者でありますように」(イザベラ・ブラックモーア)。
昔は、「子供がグレたらどうしよう」と親は不安がったものですが、最近は「子供が引きこもりになったらどうしよう」と不安がる親がたくさんいます。働くことは、お金の問題に加えて、人生の喜びにつながる問題です。
フロイトは、こう言っています。
「健康な人とは、働くことと愛することができる人です」。
就職活動は、いよいよ最終の学校を卒業する時になって考えれば良いわけではありません。親としては、子供の頃からの教育が必要です。現在の教育現場では、小学校からのキャリア教育が行われています。小中学校の図書室には、たくさんの「なるには」本が並んでいます。しかし、これは学校教育だけでできるものではありません。
では私たちは、どうすれば子供若者にしっかりと仕事についてもらうことができるでしょうか。
■キャリア教育とは
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