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不倫と知っても交際を続けたベッキーさん・・・冷静な判断ができなかった理由は?

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
昨年1月、東京の神社で手をあわせるベッキーさん(写真:毎日新聞デジタル/アフロ)

タレントのベッキーさん(31)と人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音(えのん)さん(27)との不倫交際を、7日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が報じています。

川谷は昨年の夏、かねてから交際していた一般女性と結婚したばかり。清廉なイメージで人気のベッキーだが、初スキャンダルのお相手は妻帯者だった。

出典:ベッキーに初スキャンダル! 紅白初出場歌手との“禁断愛”(週刊文春 1月6日)

スポニチアネックスでは、二人が不倫交際するようになった経緯をこう伝えています。

スポニチ本紙の取材では川谷は昨年夏、バンドを結成当時から支えた女性と結婚。川谷は結婚の事実をごく一部にしか伝えず、ベッキーにも隠したまま親密な関係に発展。その後、真実をベッキーに告白したが、親密な関係は続いたという。

出典:「ゲス乙女」川谷 妻がいること隠しベッキーに接近、親密な関係に(スポニチアネックス)

ベッキーさんご本人は会見で「お友達」と話していらっしゃいましたが、今回は上記スポニチ本紙の報道通りと考え、推察してみます。

もし最初は知らなかったとしても、ベッキーさんも不倫と知った時点で、交際を終了することはできたはずです。

だけど、そうはしなかった。どうしてでしょう?

不倫交際を肯定する気は全くないので、ベッキーさんを擁護するつもりで書いているのではないのですが、ベッキーさんは冷静な判断ができず、交際を終了することができなかったのかもしれません。

ファンだった人が自分に振り向いてくれた喜びは大きかったでしょう。

障害ある恋愛ゆえに、盛り上がったのかもしれません。

だけど、もし川谷さんが妻帯者であることを知ったのが、親密な関係になる前だったら事情は違っていたかもしれません

親密な関係になる=婚前交渉が、冷静な判断力を鈍らせた可能性も大いにあると私は考えています。

◆独身同士が出会う結婚相談所でも婚前交渉を禁止しているところは少なくない

結婚相談所では、結婚を希望する独身の男女が婚活をしていますので、出会った相手が既婚で不倫交際となることはありえません。

それでも、多くの結婚相談所では、結婚相談所で知り合って交際している異性との婚前交渉を禁止し、そういった事実やお泊りなどの行いは「成婚=結婚相手が見つかったこと」と定義づけています。

結婚相談所の多くは、結婚相談所を統括する団体に加盟していますが、団体には団体ごとに規定があり、婚前交渉についての概念も、団体ごとに定められています。

複数の団体に加盟している結婚相談所に入会している場合、どの団体のデータベースで知り合ったかにより、知り合ったデータベースを持つ団体の規定に従うことになります。

もちろん婚前交渉NGの団体もあれば、「婚前交渉は自己責任」として禁止していない団体もあり、多くの結婚相談所や仲人がこういった団体に加盟しています。

婚前交渉なしでは安心して相手を決められない・・・という人は、「婚前交渉は自己責任」という規定の団体に加盟している結婚相談所や仲人を選択すればいいのです。

◆「自然な出会いで結婚を」と考えている人ほど早めに相手が既婚者か確認を

ベッキーさんと川谷さんの出会いは、川谷さんが既婚者ですし、結婚相談所のような独身同士の出会いとは違います。

結婚するには、相手の配偶者やその周囲など他の誰かを傷つける可能性もありますし、自分自身も悲しい思いをするでしょう。

それでも、「自然な出会いがいい」という独身男女は多いです。

だからこそ、ベッキーさんの報道を受けて、お伝えしたいのです。

「自然な出会い」ほど、出会ってから、相手を慎重に観察してください。

そして、ベッキーさんのように悲しい思いをする前に、できるだけはやく、少なくても親密な関係になる前に、相手が独身か既婚者かを聞いてみるようにしてください。

結婚相談所のようにルールや規定がないので、恋愛で盛り上がっているときに確認するというのは難しいとは思います。

だけど、あなたの身と精神状況を守り、他の誰かを傷つけないような行動がとれるのは、ほかならぬあなた自身なのですから。

そして、もし相手が既婚者だったら、その恋愛を続けるかどうか、冷静に考えてみてください。

既婚者との結婚が成就するまでには、相手の離婚というハードルが追加されます。

誰かを巻き込んでまで、あなたの大事な時間をそこに費やすのかどうか

冷静な判断ができるように、親密な関係になる前に考えてみてください。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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