【ガーデニング】お花が上手く育たない原因とは【数千件のお悩み相談で気づいた事】
初めてのガーデニングでお花や芝生が上手く育たない、何度やっても失敗する。
20年以上初心者の方の数千件に及ぶ、ご相談に答えてきた経験から多くの初心者の方が失敗する事例と、プロが実践している方法の違いを紹介します。
ぶっちゃけ言えば、お花も芝生も、土、水、日当たりです。
そんなのわかっているよ、と思いがちですが、正しい方法でお手入れしないと失敗します。
一般的な企業さんでは、書けないぶっちゃけのお話します。
この記事を読んでいただければ、多分、お花も上手く育つかもしれません。
お花が上手く育たない原因とは
お花の場合は土、水やりの加減、日当たりが全てを決めてきます。
いずれも重要ですが、初心者が失敗に陥りやすいのは水管理がダントツ。
続いて日当たりが悪い軒下などの玄関で育てている、
土をうまく作っていない。
こんな感じの原因がほとんどです。それでは具体的にどうすればいいのか紹介します。
初心者のほとんどが水の与えすぎ
園芸初心者の方はお花を植えたら毎日水やりしてお手入れしてと思いがちですが、3号の小さなポットの苗を大きな鉢に植え替えたら、最初はほとんど水は吸わないです。
水を求めてお花の根が伸び始めて、それから地上部が大きくなり始めます。毎日水やりしていると小さなポットに植えてあるのと同じ状態で根は伸びません。
その結果お花は大きく育たず、最悪根腐れで枯れてしまいます。
この罠にはまっている方がとても多いのも数千件のご相談を受けた経験談です。
具体的な水やりの頻度について
お花の種類や気温によりますが、今の季節にペチュニアやカリブラコアを植えると仮定すると、植え付け後に水やりはたっぷり与える。
その後は、週1回、よほど萎れるくらい暑いなら3日に1回。これでも十分すぎます。
ちなみに、花壇等に地植えした場合は植え付け時にたっぷり与えれば原則水やりは不要です。
これくらい水やりの頻度は少なくていいものですが、与えすぎてしまうと必ず失敗します。
日当たりがいい場所へ置いていますか?
多くのお花が日当たりが少ないとお花の数は半減どころか激減します。お花が咲かない時、日当たりがある場所に植えているか、鉢を置いているか考えてみましょう。
ちなみにコレから夏へ向かうので西日の日当たりは逆効果で、午前中だけ、又は午前中から日が当たり西日は当たらない環境がベストです。
土について
お花を育てるには土もとても大事で、市販の培養土の新しいものを使うのが原則。
古い土を使いまわすと育ちが極端に良くないです、
花壇に植えるなら、土は改良しましょう。
バーク堆肥、石灰、有機肥料などの有機物と呼ばれる自然と土を分解してよくしてくれるものです。
初めての花壇でも、毎年植えている花壇でも植え替えのたびに上記のものを混ぜ込むのがポイントです。
肥料より水管理が大事な話
ガーデニング初心者の方ほどお花が育たない、早く育てたいと肥料をたくさん与えてしまいがちです。
肥料は適量を植え付け時に与えれば、さほど大きな影響はありません。
お花が育たないと肥料が足らなかったと思うのは間違いかもしれません。それよりも水管理がとても大事ですよ。
肥料不足かなと思ったら液肥を追加する程度でモリモリ咲いてきてくれますし、その与えるタイミングも水を欲しがるほど乾燥してきた状態で与えないと効果も半減です。
まとめ
お花が上手く育たない、そんなご質問をInstagramやブログ記事からも数千件頂いてきました。
そこで私が思ったのは、一番の原因は水やりのし過ぎ、そして土作りです。
ほぼ99%のガーデニング初心者の方が水やりのし過ぎです。
植物は水を求めて根を伸ばしますし、根が伸びないと地上部のお花も葉っぱも大きく育ちません。
漫画で毎日花壇に水やりしている姿を見かけますが、あれは失敗のもとかも。
地植えの場合は水やりは植えた時に一度だけ。私のお花の育て方はこんな感じですよ。
私のInstagramでも適時紹介していますので是非ご参考になれば嬉しいです。