メジャー1位の14本塁打を放っている大谷翔平、投手としても被打率.125はメジャー隠れ1位
今日、5月19日(日本時間20日)のクリーブランド・インディアンズ戦で、今季6試合目となる先発登板をするロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。
前日の試合では、3試合連続の14号ホームランを放ち、本塁打数でメジャートップに立っている。
大谷が3試合連続でホームランを打ったのは、メジャー移籍後3度目。日本人メジャーリーガーで3試合連続本塁打を記録したのは、大谷の3度と松井秀喜(当時:ニューヨーク・ヤンキース)が2回達成したことがあるだけ。もしも、今日の試合で大谷がホームランを打てば4試合連続となる、松井を抜いて日本人メジャーリーガー単独トップとなる。
ちなみに大谷は2016年に日本球界で5試合連続本塁打を記録している。
そして、今夜の試合で大谷が勝利投手となれば、3試合連続本塁打を放った翌日の試合で勝利投手となった1921年のベーブ・ルース(当時:ヤンキース)の快挙に並ぶ。
ルースはその試合で5回を投げて4失点で勝利投手となっただけでなく、自ら本塁打も放って4試合連続弾を記録。大谷も勝利投手&4試合連続本塁打を狙っていく。
プレーをする度に歴史的快挙を次々と成し遂げている大谷は、投打両面でリーグのトップにも立っている。
14本塁打は2位に2本差を着けたメジャーリーグ1位だが、投げる方でも被打率.125はメジャーの『隠れ1位』。ここまでの投球回数が25.1イニングのために、規定投球回数に達していないので、今はまだランキングの対象外だが、25イニング以上投げている投手の中では堂々のトップ。
規定投球回数をクリアしている投手だと、現役最強投手のジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)の被打率.127がトップ。大谷は僅差でデグロムを上回っている。
大谷は現時点で規定投球回数に15.1イニング不足している。
今季の大谷は投手として先発した5試合中4試合を自責点1以内で降板しており、防御率も2.10と好調を維持している。