周りを気にすること無く、自分の好きな肉を、好きな焼き具合で、さらに好きなタレを好きに使って食べていく。まさに「究極に自分のための焼き肉」を実践できるのが、大宮駅西口・東口どちらにもある焼き肉店「焼き肉ライク」さんです。

基本設計として「1人での来店」が想定されているこちらのお店では、1人焼き肉に最適化された様々なシステムによって、とても快適な焼き肉タイムを過ごすことができます。ということで、早速ですがお店に行ってみましょう。思えば1人焼き肉なんて大学生のころ以来です。あの時は仕方が無く･･･でしたが、今日は1人で焼き肉がしたくてのチャレンジになります！

今回訪れたのは「焼き肉ライク 大宮西口店」さん。そごう大宮の真正面にあり、駅からも徒歩数分とアクセスは良好です。お店は大きなガラス張りになっていて、中が見えるため雰囲気については店外からでも確認が可能です。

さっそく入店すると、カウンターに通されます。焼き肉ライクといえば、この1人焼き肉カウンターでしょう。もちろん多人数でテーブルを使うこともできますが、カウンターで焼いてこそこのお店！という気がするのは僕だけでしょうか。

基本的にセットメニューを頼む設計になっていて、今回は「匠カルビ」「ハラミ」「バラカルビ」「タン」の人気4種が食べられる「クワトロセット（牛タンver）」を頼みました。ごはん、キムチ、スープがセットになっていて、中でもごはんはおかわり自由です。

さて、ここからが1人焼き肉の真骨頂。食べる順番、焼き方、味付け、なんでも「自分好み」で自由にやっていい、フリースタイルの始まりです。

例えば牛タン。個人的には2つに折って肉汁を保持しつつ、焼き上がり前に網の上で直接レモン汁をかけてしまう方法で食べるのが好きです。場合によっては肉汁保持のため裏返さないことも。

カルビは焦げ寸前まで各側面を追い込んで、カリッカリにして脂を楽しみ、ハラミであれば柔らかさが失われないよう少しずつ各側面を焼いて食べたい。誰からもとがめられませんから、焼き方の研究にも最適ですね。急かされること無く、ペースも気にせず、とにかく肉と向き合って食事に集中できる。大勢での焼き肉も楽しいですが、1人焼き肉も本当にいいものです。

なおこの日はちょっと遅めのランチで利用しましたが、店内は半数が女性客。またスタッフも女性中心で、男女分け隔て無く利用しやすい空気感がありました。

ということで、ランチからゆっくりとなんだかいい気分で焼き肉をしてしまいました。あまり焼き肉くさくもなりませんでしたし、紙エプロンも完備ということで、仕事中のランチでもまったく問題なく利用できそう。

ということで1人焼き肉はいいものだな、と新たに認識をしたのでした。