ホットサンドメーカーの丁番が折れた!?【修理】ネジ1本でピンを再生すれば、まだまだ使える
ホットサンドメーカーはキャンプの時短料理に役立つ便利なアイテムです。
先日、ホットサンドメーカーの丁番を繋ぐピンの部分が折れてしまいました。
地面に落下した時に運悪く丁番のピンに当たったようです。
これは、接着剤では修理できなさそう…
そこで、今回はM5サイズのネジを貫通させて修理してみました。
工具が揃っていれば簡単にピンを再生できるのでご参考までに。
使用する工具
修理に使用するのは以下の工具になります。
【使用する工具】
・電動ドライバー
・φ4.5mmドリル
・センターポンチ
・M5用のタップ
・モンキーレンチ小
・電動グラインダー
・プラスドライバー
これらの工具が家庭にあれば、すぐに修理が可能です。
あと、修理に使用するボルトは『M5サイズ鍋小ネジ』1本だけです。
M5×20の長さのビスです。
タップでネジ切り
まずはタップを切る為にピンが折れた箇所にドリルで穴をあけます。
穴あけの失敗を防ぐためにピンがあった部分の中心にポンチを使って窪みをつけてから行うと良いでしょう。
M5サイズのネジを通すのでドリル穴はφ4.5mmを使っています。
そして、あけた穴にM5用のタップをねじ込みます。
素材がアルミなので、穴に対してタップを真っすぐに入れると、それほど力は必要ありません。
今回、タップはモンキーレンチで回しました。
そして、綺麗にM5用のネジ穴が完成しました。
ボルトを通して削る
タップで作ったネジ穴にM5サイズ鍋小ネジを通します。
ネジは想定通りに、しっかりと固定出来ました。
ただ、反対側のピンと比較すると、少しネジが長かったので電動グラインダーで削りました。
ここは、M5×15のサイズでも良かったかも知れませんね。
これで、修理は完了です。
検証
早速、二つのフライパンパーツが接続できるか試してみます。
2つの丁番のピンを合わせてスライドすると…
見事にドッキング成功です。
そのまま、丁番を回転させてみても問題ありません。
スムーズに回転します。
ビスがシルバー色なので、少し目立ちますが使用に関しては問題ありません。
これで今まで通りにホットサンドが焼けるようになりました。
最後に
今回の修理は「工具」と「ビス1本」さえあれば簡単に出来ますが、回転式の電動工具を使用するので怪我には十分に注意してください。
まあ、滅多に丁番のピンが折れることは無いと思いますが、こんな修理方法もあるんだという程度に覚えておいても良いでしょう。