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ハズレの長芋を買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは八百屋歴10年の青髪のテツです。

突然ですが、長芋の旬って知っていますか?実は長芋は春と秋に掘って収穫する野菜なので、これからの時期が旬なんです。秋堀の長芋は水分量が多くさっぱりとしていておいしいんです。

「でも長芋ってアクが多かったり変色していたりで、当たり外れが多いから買うのを躊躇してしまう」という方も多くいるのではないでしょうか。

そこで今回は「新鮮でおいしい長芋の選び方」と「長芋のおいしい食べ方」を紹介していきます。

長芋の選び方

おいしい長芋は3つのポイントで見分けましょう。

・ずっしり重い

・ふっくら太い

・表面や切口が白く変色がない

ずっしり重い

おいしい長芋を選ぶなら、最初に長芋の重さを確認しましょう。

大きさの割に軽いものよりも、ずっしりと重量感のあるものを買いましょう。比較的軽いものは鮮度が落ちている可能性がありますし、長芋は水分量の多い野菜ですが、重いものほどより水分を含みみずみずしく美味しいんです。

ふっくら太い

次に、長芋の太さと形に注目しましょう。

太くてまっすぐ伸びている長芋は業界では良品とされています。

逆に細くて曲がっているようなものはアクが多い傾向があるので避けた方が無難です。

表面や切口が白く変色がない

私が仕事で長芋の鮮度チェックをするときは長芋の色をチェックします。

鮮度の良い長芋は切口は白っぽく、表面は肌色です。

収穫から時間が経ちってくると、切り口も表面も赤みがかってきます。これは、ポリフェノールが酸化して起こる変色で、食べても問題はないのですが、陳列されてからどのくらい時間が経っているのかの指標にすることができます。

切り口におがくずがついて陳列されていることがありますよね。その際は皮の色をチェックしましょう。皮が赤みがかっている長芋は陳列されてから時間が経っているので避けた方が良いです。

鮮度にこだわる方は、切り口が白く、表面が肌色の長芋を選ぶと良いですよ。

長芋のおいしい食べ方

八百屋がおすすめする長芋の食べ方は長芋のチーズホイル焼きです。

シンプルで簡単なのに信じられないくらいおいしいので、気になる方は「長芋のチーズホイル焼きのレシピ」という記事を読んでみてくださいね。

長芋の選び方まとめ

今回は「鮮度がよくおいしい長芋の選び方」を紹介しました。

他にも「長芋が長持ちする保存方法」や「絶品!長芋の梅和えのレシピ」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてください。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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