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ホームラン・ダービーの出場者8人が出揃う。ホーム開催のドジャースは皆無

宇根夏樹ベースボール・ライター
コリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)Jul 12, 2022(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 7月18日に行われる、ホームラン・ダービーの出場者8人が出揃った。その顔ぶれは以下のとおりだ。

筆者作成
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 シードは、シーズン本塁打の多い選手が上。最初のラウンドは、シード1のカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)vs.シード8のアルバート・プーホルス(セントルイス・カーディナルス)といったように、シードの合計が9になる2人が対戦する。次のラウンドは、シード1と8の勝者vs.シード4と5の勝者と、シード3と6の勝者vs.シード2と7の勝者となる。

 数日前に「6年前に優勝したハード・ヒッターが球宴のホームラン・ダービー出場に意欲」で書いたとおり、ジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)は出場に意欲を示していたようだが、結局、実現はしなかった。

 また、ドジャー・スタジアムで開催されるにもかかわらず、ロサンゼルス・ドジャースの選手は含まれていない。2013年以降のホームラン・ダービーには、開催球場をホームとする選手が、少なくとも1人は出場していた。クアーズ・フィールドで行われた昨年は、トレバー・ストーリー(現ボストン・レッドソックス)がそうだ。昨オフにFAとなるまで、ストーリーはコロラド・ロッキーズでプレーしていた。

 ちなみに、今年の出場者のうち、コリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)とプーホルスは、前ドジャースだ。今シーズンは、2人ともドジャー・スタジアムでプレーしていないので、この球場に姿を見せるのは、昨年のポストシーズン以来となる。

 なお、8人のなかに、南カリフォルニア出身の選手はいない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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