東京で元日の初湯なら!温泉ライターが勧める東京都のお湯がいい日帰り温泉・温泉銭湯6選
新年が明けて、初めて入るお湯を「初湯」といいます。昔は正月2日に入るお湯を指すことが多かったのですが、現代ではほぼ毎日お風呂に入る人が多いと思います。つまり、結果的に元日に入るお風呂が初湯にカウントされますね。
やっぱり初湯は特別なもの。どうせなら自宅のお風呂ではなく、気分を変えて入りたい!帰省も旅行もせず、首都圏で日常の延長の年越しを迎える方にこそ、近くの温泉で新年最初のリフレッシュをしてもらいたいと思います。
しかし銭湯や日帰り温泉の中には元日はお休みするところも少なくありません。
そこで、ここでは2024年1月1日に営業する日帰り温泉・温泉銭湯・温泉スーパー銭湯の中から、お湯がおすすめの施設をえりすぐってご紹介します!
※年末年始は通常と営業時間や入浴料が異なる施設も多くあります。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。
1.東京都足立区 大谷田温泉 明神の湯
東京23区内にありながら、どこか鄙びた風情が味わえる「明神の湯」。木材の温かみを感じる天然ひばの浴槽に、角度によっては黒く見えるほどの濃い琥珀色の温泉がたっぷりと。
塩分濃度も高く、寒い時期にもしっかり体を温めてくれます。サウナと水風呂もあるのでサウナ―にもおすすめ。
大谷田温泉 明神の湯
住所:東京都足立区大谷田1丁目18−1
電話:03-5613-2683
元旦の営業時間:10:00~23:00(22:30最終入館)
通常の営業時間:10:00~23:00(22:30最終入館)
入浴料:大人 平日1,100円 土日祝日1,300円
公式サイト:大谷田温泉 明神の湯(外部リンク)
2.東京都大田区 改正湯
東京都にはスーパー銭湯型の日帰り温泉だけでなく、昔ながらの銭湯でありながら、天然温泉を使っているところも少なくありません。さらに東京都浴場組合に加盟している施設は、なんとたったの520円で入浴ができるのです。
昨今は値上げが相次いだといっても、地価の高い都内で500円台で温泉に入れるのですから、とてもありがたいことだと思います。
さて「改正湯」は極上の黒湯に入れるだけでなく、黒湯に炭酸ガスを注入した黒湯炭酸泉やシルキー風呂があり、さらにはお風呂から魚が泳ぐ水槽が見えるなど、遊び心も満点です。
改正湯
住所:東京都大田区西蒲田5丁目10−5 改正ビル1F
電話:03-3731-7078
通常の営業時間:15:00〜23:30
入浴料:大人520円
公式サイト:改正湯(外部リンク)
3.東京都品川区 武蔵小山温泉 清水湯
先ほども東京都の温泉銭湯はお財布に優しいことを書きましたが、なんとこの「清水湯」はその520円でタイプの違う2種類の天然温泉に入れる上に、内湯だけでなく露天風呂まであるのです。
東京の沿岸に多いすべすべとした黒湯の温泉と、古代海水系の濃厚な強塩泉。この二つをじっくり入り比べられるとともに、別料金にはなりますが、サウナや女性専用岩盤浴まで揃っています。
武蔵小山温泉 清水湯
住所:東京都品川区小山3丁目9−1
電話:03-3781-0575
元旦の営業時間:12:00~24:00
通常の営業時間:12:00~24:00(日曜日は8:00~24:00)
入浴料:大人520円
公式サイト:武蔵小山温泉 清水湯(外部リンク)
4.東京都板橋区 前野原温泉 さやの湯処
ここは都内で本格的な源泉掛け流しが楽しめる日帰り温泉。うぐいす色の濃い強塩泉にはファンも多い「さやの湯処」です。
温泉も素晴らしいのですが、食事処の「柿天舎」とそこから見える庭園の風情もこの施設の大きな魅力。
前野原温泉 さやの湯処
住所:東京都板橋区前野町3丁目41
電話:03-5916-3826
元旦の営業時間:9:00~24:00(最終入館受付23:00)
通常の営業時間:9:00~24:00(最終入館受付23:00)
入浴料:大人平日900円、土日祝日1,200円(年末年始は時間制限有り)
公式サイト:前野原温泉 さやの湯処(外部リンク)
5.東京都練馬区 豊島園 庭の湯
黄色っぽくよく温まる天然温泉のお湯もいいけれども、水着着用のバーデゾーンや岩盤浴などの施設の充実度が嬉しい日帰り温泉が「庭の湯」。多彩なサウナもあるのでサウナ―にもおすすめです。
なお元旦は通常より早い朝7時から営業します。
豊島園 庭の湯
住所:東京都練馬区向山3丁目25−1
電話:03-5984-4126
元旦の営業時間:7:00~23:00
通常の営業時間:10:00~23:00(最終受付22:00)
入浴料:大人 平日2,370円、2,670円(元旦など特定日は2,770円)
公式サイト:豊島園 庭の湯(外部リンク)
6.東京都あきる野市 秋川渓谷 瀬音の湯
奥多摩エリアまで行けば、東京都でもゆで卵のようなにおいがして、にゅるっとした肌触りの美肌の湯に入れます。
自然に囲まれた露天風呂の雰囲気も抜群で、東京から出なくても旅行気分にひたれるスポットです。なお1月28日(日)までは中庭と足湯でイルミネーションも見られますよ。
秋川渓谷 瀬音の湯
住所:東京都あきる野市乙津565番地
電話:042-595-2614
通常の営業時間:10:00~22:00(最終受付21:00)
入浴料:大人600円
公式サイト:秋川渓谷 瀬音の湯(外部リンク)
7.年末年始の首都圏の日帰り温泉は混雑の可能性も
注意しなくてはならないのは、元日を始めとして年末年始の都市部の日帰り温泉・銭湯は混雑する可能性があるということです。帰省する人が多いので、電車内や街中は空いていますが、元日でも開いているスポット、予約なしで気軽に行かれるスポットに混雑は集中します。
お風呂に関しても、混んで来たらあまり長居はせず、サッと帰る方が満足度は高いかもしれません。特に銭湯はあまりのんびりするスペースが無いので、初湯を楽しんだら次のお客さんに場所を譲ってあげるのが粋でしょう。