【宮城県 東松島市】ここは見逃せない!奥松島の絶景'自然の造形美'を間近で体感 [宮戸地区]
過去数回にわたり連続でご紹介している東松島市宮戸地区の「月浜(つきはま)」周辺情報。以前の記事では海水の透明度がとても高く美しい海岸「月浜海水浴場」、そして出入口や道中の雰囲気がファンタジー映画の世界のような絶景ポイント「稲ヶ崎公園(いながさき こうえん)」。以上の2箇所についてご紹介をしてきた。これらが夏のお出かけスケジュールのヒントとなれば幸いだ。
今回は月浜海水浴場と稲ヶ崎公園、いずれの場所からも程近い絶景スポット「新浜岬(しんはま みさき)」をご紹介。展望ポイントまでの道順と、注意が必要な箇所などを添えて書き綴っていこう!
月浜海水浴場の真正面にある老舗のお宿「山根(やまね)」の玄関口のすぐそばに、稲ヶ崎公園と新浜岬の距離数が書かれた看板がある。それを目印に岬に向かって進んでいくのだが、その際に'海水浴場方向ではなく'「山根」の脇の小道を進もう(※上記写真をご参照)。一見、看板をみると海岸側から岬へと登るのか?と想像してしまうのだが、そうではないので注意しよう!
その小道には手すり(柵)が設置されていて、これが後に重要な目印となるので覚えておこう!
歩き進んでいくと途中から竹藪の道へと切り替わるので、夏場の場合は奥へと進む前に帽子や虫除け、そして首にはタオルなどを巻いてから進もう。(※どうしても夏はハチやヘビに蚊などが活発に活動中なので、くれぐれも怪我のないようにして散策を楽しもう!)
竹藪の道を入って間も無くすると分かれ道があるので、岬に行く場合は進行方向に向かってまっすぐに進もう。手すり(柵)がヒントになるぞ。一方で右側へ曲がると月浜海岸方面へと繋がっている。帰り道に海岸に行きたい方はその道を進もう。
まっすぐに進んでいくと、そこにはさらに深い竹藪の姿!その中を潜り抜けていくという、かなりワイルドな道。そのため、誰しも幾分かの不安が出てくることと思うが、まずは'足元と行先の道'をよく見ながら進んでいこう。もし少しでも土の上を何かが動いているように感じたら、ヘビの可能性が高いので一旦立ち止まり、彼らが竹藪の中へと立ち去るのを待ってから進もう!
そして『カサカサ、パキッ』と竹藪の中から物音がする場合も要注意。なるべく早くその場を立ち去ろう!竹藪の道の距離はそこまで長くなく、3分程度で通過できるため不安な方は注意しながら、ササっと小走りで通り抜けてしまおう。
竹藪の道を抜けると、スラリと高い竹と木々のトンネルの道へ。それと同時に真正面からは、柔らかな太陽の光が見えてくる。さあ、いよいよゴール地点だ!
合間から見えてくる海の景色も味わい深く、奥地に存在する知られざる絶景の雰囲気が漂う。そして、道中が竹藪ということもあり緊張しながら歩いてきた分、海が見えると一段と晴れ渡るような喜びが込み上げてくるものだ。
展望ポイントには新浜岬(しんはま みさき)と書かれた案内板と、その裏面には岬に関する面白い物語が綴られているので、ぜひ現地を訪れた際にはチェックしてみよう!そして稲ヶ崎公園にも設置されていたウォーキングコース(※奥松島オルレ)の目印'赤いオブジェ'もあるので、記念撮影しておくのもおすすめだ。
なお、このスペースには東屋(あずまや)は無いが、ベンチはあるので腰掛けて休憩することが可能だ。
岬の見どころは、手すりの眼下に見える波によって侵食された岩肌の造形美と、雄大な太平洋に浮かぶ迫力のある島々の景色、そして美しい海の色だ。この記事では、あえてそれらの写真紹介はここまでとしておき、ぜひ皆さんに現地で実際の景色を体感していただきたい。
目の前に広がる岩肌の神秘的な美しさと迫力、奥松島でしか見られない絶景を味わおう!
とっておきの景色は、見逃せないぞ。
名称:新浜岬(しんはま みさき)
住所:宮城県東松島市宮戸三サ河47