「フライパンが魚臭い」←「取る方法は?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「サンマ」は好きですか?
お気づきの方も多いとは思いますが、今年のサンマは「小ぶり」です。水揚げ量は去年(2023年)に比べて大幅に増加しているものの、サイズがやや小さいのが特徴です。
そんな今が旬のサンマですが…『大きければ「グリル」で焼くけど、小さければ「フライパン」でいいか!』と思ったことはありませんか?
確かに、フライパンはグリルに比べて簡単で、後片付けも楽ですよね!
ただ、その分、魚の脂がフライパンに溜まりやすく、どうしても臭いが残りがちです。特にサンマのような脂が多い魚は、フライパンにしつこい臭いを残しがち…。
そこで、今回は 「フライパンに残る魚臭さを取る方法」 を2つ紹介します!
また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ、なんと100%の方から『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました。
『このフライパン臭い…』と思ったことがある方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 塩を入れて乾煎りする
- みかんの皮をこすりつける
- まとめ
塩を入れて乾煎りする
まず、1つ目は「塩を入れて乾煎りする」方法です。
実は、塩には「脱臭効果」があり、乾煎りすることで、塩がフライパンに残った魚の臭い成分を吸着してくれるのです。
また、塩は研磨作用もあるため、表面の油汚れや焦げ付きも落としやすくなります。
【手順】
①魚を焼き終えたら、トングでキッチンペーパーを挟んで、フライパンの余分な油をしっかり拭き取る。
②フライパンに「塩」を大さじ2入れ、乾煎りする。
③塩が変色したら火を止め、冷ましながら塩を捨てる。
④最後に、いつも通りフライパンを洗う。
ポイントは、フライパンが完全に冷めてからではなく、少し温かいうちに油を拭き取ることです。温かい状態の方が油が柔らかくなり、拭き取りやすくなります。
逆に完全に冷めると、油が固まって取りづらくなり、魚の臭いも残りやすくなるので、できるだけ早めに拭き取りましょう!
※火傷を防ぐため、必ずトングや箸を使って作業しましょう!
みかんの皮をこすりつける
2つ目は、「みかんの皮をこすりつける」方法です。
特にこれからの季節、みかんを食べる機会が増え、たくさんの「皮」が余りがちです。皮は一見、役に立たなさそうですが、フライパンの魚臭さを消すのに大活躍します!
みかんの皮に含まれる「クエン酸」 は酸性で、アルカリ性の臭い成分を中和する効果があります。簡単に言うと…臭いを消してくれるのです!
皮と水をフライパンに入れて沸騰させる方法もありますが、今回はもっと簡単な方法をお教えします。
【手順】
①魚を焼き終えたら、トングでキッチンペーパーを挟んで、フライパンの余分な油をしっかり拭き取る。
②手で触れられる程度まで冷ます。
③皮の外側(オレンジ色の部分)をフライパン全体にこすりつける。
④最後に、いつも通りフライパンを洗う。
まとめ
- 塩を入れて乾煎り:温かいうちに余分な油を拭き取り、塩を乾煎りして臭いを吸着。
- みかんの皮をこすりつける:外側の皮をフライパンにこすりつけて、クエン酸で臭いを中和。
- 油は温かいうちに拭き取る。
- 火傷に注意!