【神戸市東灘区】距離は短くてもなかなかの激坂 保久良山登山を楽しもう!
神戸市内の楽しく走れるランニングコースを紹介してきましたが、今回はちょっとした登山コースです。登山といってもランニングシューズでも登れる舗装された道を行きます。途中激坂といってもいい急勾配の箇所は足腰を鍛えるのにも適しているかも。保久良神社までの登山ルートをご紹介します。それではレッツクライム!
距離は約770メートルの登り坂コース
阪急電車の岡本駅から徒歩で約10分ほどで着ける保久良神社参道口が今回のスタート地点です。このコースは保久良神社まで舗装された道なのでランニングシューズなど歩きやすいシューズでいいでしょう。ただ、保久良神社から先の金鳥山へのトレッキングもされる場合は登山用のシューズや装備が必要だと思います。また途中に飲料の自販機などもないので事前ドリンク類の用意もしておきましょう。
参道口から歩き始めるとすぐに勾配がきつくなります。最初からテンポを上げずにゆっくり行きましょう。
しばらく道なりに上がると車両通行禁止の看板が見えてきます。これは車両に対してのものですので歩行者はそのまま上がっていけます。
ほぼ勾配を上がりっぱなしなので、坂道に慣れてないとかなり息もあがってきます。暑い日は途中の木陰が体のヒートアップを抑えてくれてとても助かります。
途中に「しずかに」と書かれた看板を何回か目にします。この登山の道中には民家も多く、早朝や夜などの歩行時には騒いだりしないのがマナーです。
保久良神社までの道の中ほどには地元の登山会によって設置されベンチがあります。無理せず、体調に合わせて休憩などもはさみましょう。
保久良神社周辺は巨石も多くあるところ。その中のひとつの珍生岩(うづなりいわ)の看板が見えてきます。この看板が見えてきてたらゴールまであと少しです。
そしてゴールは近いよ「がんばろう」と励ましの立て看板もあります。マラソン大会でも応援の力が完走させてくれたという意見はよく聞きます。この看板に勇気をもらってラストスパートといきましょう。
最後の坂を上がると保久良神社が見えてきました。ここは最後の直線、力を入れてゴールまで向かいましょう。
保久良神社の鳥居まで来たらゴールです。お疲れさまでした。距離は短かったと思いますが、坂の勾配はなかなかきつかったかもしれません。
鳥居から振り返ると大阪湾を見下ろす絶景が見られます。ここは神戸市が選定した「神戸らしい眺望景観10選」のうちのひとつです。この景色に癒されて息を整えるのもいいですね。
今回歩いたルートのGPSログです。道が蛇行しているのがわかります。GPSのデータではこの距離は約770メートルで獲得標高は約101メートルと表示されていました。
気軽にできるけどなかなかハードな保久良山登山、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。