通常学級だと苦しくなるかも!?保育士が心配する「小学校で生活しづらくなる子の特徴」とは
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:子どもが軽度の発達障害で、支援学級と通常学級のどちらへ通わせるか悩んでいます。支援学級へ通う目安は何ですか?
こちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。
※動画は0分58秒です。
3月の半ばということで、もうすぐ近づいてくるのが進学。
出会いや別れの多いこの季節は、大人も子どももドキドキするものですね。
昨今、発達障害と診断が出なくてもそういった特性がいくつか見られる、いわゆるグレーゾーン(スペクトラム)と言われる子たちが非常に多く見られます。
そんな子どもたちが通常学級で自立してやっていけるのか。
それとも支援学級でしっかりと援助してもらった方が良いのか。
気になる方は多いでしょう。
一体どうやって学校は選べば良いのでしょうか。
大丈夫!
ある基準さえ知っていれば、その子に合った学校を選べますよ。
これで解決!
通常学級と支援学級を選ぶ1つの基準として、大人の援助なしで友達と良好な関係を築けるかどうかが挙げられるでしょう。
発達障害には「人とのコミュニケーションが苦手」や「長時間集中していられない」などといった様々な特性がありますが、これらは発達障害を持つ人だけに関係する話ではありません。
なぜなら、健常者と呼ばれる人たちにも、そのような特性とまでは言わなくても、苦手なことが誰にでもあると思います。
ところが、それを上手く自分の得意なことで補いながら周りと上手く調和することで、日常生活を他者の援助なしに送ることができてるのです。
しかし、それが上手くできずに周りと上手く調和できないことが、発達障害を持つ人々の生きづらさだと言えるでしょう。
そうなると、学校生活の基盤となる友達関係が良好に築けるか心配です。
保育園と違って大人の目が行き届かない場面も多いため、友達関係が上手くいかないと学校が楽しめなかったり、クラスに自分の居場所がなくなったりしてしまうのではないかと、私たち保育士からすると不安が残ります。
そのため、そういった子たちが少しでも過ごしやすい環境の整備や、個別の対応ができる支援学級を検討してみると良いかもしれません。
※注意※
今回ご紹介したものはあくまで1つの目安に過ぎません。
友達を作るのが苦手だから支援学級を絶対に薦めるわけではありませんし、その逆もまた同じです。
ただ、この記事を見た保護者の方の中で、何か新しいお子さんの姿が発見できたら幸いです。
少しでも気になることがあれば、各地域の相談窓口や施設へ相談してみていただくようにお願いいたします。
いかがでしょうか?
動画では簡単に分かりやすく解説しているので、気になる方はそちらもご覧ください。
ぜひ今後の参考にしてみてくださいね!
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