渋谷で5年続く「やついフェス」は子連れに最適なフェスだった!
今年も渋谷で「やついフェス2016」が、6月19日と20日の2日間の日程で無事閉幕しました。このやついフェス、お笑い芸人のやついいちろうさんが主催となって、渋谷で毎年開催されている芸人・バンド・アイドル・文化人などが参加するジャンルごちゃまぜの都市型のフェスです。2012年から続いているので、今年でなんともう5回目です。
ちなみに、今年2016年のやついフェスの規模を数字にしてみましょう。これが、知らない人はびっくりするような規模なんです。
* 渋谷の11会場で開催
* 2日間ともチケットはソールドアウト
* 参加アーティスト280組以上
* 2日間の総動員数1万人
フェスといえば、野外型の連休などの日程で、都市圏からは少し遠いところで開催されるというイメージがあります。
でも、このやついフェスは渋谷のど真ん中でありながらも、1万人規模での開催で、今年もクレームゼロで開催されているというちょっと珍しく、そして素敵なフェスなのです。
なんでお笑い芸人のやついさんがアーティストも参加するフェスを?と思う人もいるかもしれませんね。実は、やついさんロックフェスで入場制限になるほどの人気DJでもあるんです。DJやついいちろうとしてリリースしたMIX CDもヒットしているという人なんです。だから、こんな規模のフェスを開催できるんですよね、すごい。
さてさて。
実は、今年はご縁がありまして、このやついフェスにご招待いただいて、フェスといっても渋谷なら大丈夫じゃないかなと、子連れで参加したんです。これが、もうびっくりしたことに大正解。
渋谷で昼間でそれぞれの会場が近いというのが、実に子連れ向きだったんです。
【渋谷で昼間】
やついフェスは、渋谷という場所でいちばん最初の公演は13時から始まります。だから、日が出ている間でも十分に楽しむことができます。暗くなる前に帰っても、半日楽しめるわけです。もちろん渋谷ですから、ちょっとご飯を食べに行くのも簡単です。
【それぞれの会場が近い】
やついフェスの会場は、渋谷のオンエアーEastを中心とした一帯です。だから、渋谷駅から歩くこともできますし、車でいっても周囲に駐車場があります。そして、それぞれの会場がとにかく近い。道路を挟んで反対側の会場に行くぐらいであれば、小さい子供がいっしょでもわりと大丈夫です。
【フェス形式のライブ】
やついフェスの公演は、ひと公演がだいたい40分ぐらいの長さでタイムテーブルが組まれています。子連れのライブの大変なところは、トイレもすぐに行けないような環境に、場合によっては2時間以上拘束されることです。これはつらい。
しかも、フェス形式のライブであれば、途中で出入りしている人たちも多いので、子連れでなにかあっても、そろっと抜け出すことに引け目を感じることがありません。これはとてもありがたいのです。
実際、やついフェスには、子連れで参加している人たちがたくさんいました。中には、たぶん0歳児の子もいたぐらいです。なにしろ、もう今年で5回目ですから、やついフェスは子連れ参加大丈夫ということを知っている人たちもたくさんいるんでしょう。
ということで、フェスに子連れで参加なんて大変!と思っているみなさん。来年もやついフェスは同様の規模で開催されると思いますので、東京には、やついフェスという選択肢があることを覚えていてもいいのではないでしょうか。