ミシュランガイドで一つ星を獲得! 外国人も大勢押し寄せる銀座の名店で洗練された一杯に感激
どうも、奈良から全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。
今回ご紹介するお店は、『ミシュランガイド東京2022』と『ミシュランガイド東京2023』で2年連続で星を獲得された経歴があり、日本人だけにとどまらず海外からもお客さんが訪れる事で知られる、【銀座 八五】さんです。
店主の松村靖さんは、【京都全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル京都)】で長年にわたって総料理長を務めたフレンチのシェフ。
「誰にも気取らず美味しい料理を手軽に楽しんでもらいたい、丼の中のフルコースを再現したい」という想いから、心機一転ラーメン業界に飛び込み、2015年に【中華そば勝本】を開業。
その後【つけそば 神田勝本】を出店し、2018年12月に【銀座 八五】をオープンされました。
お店は華やかな雰囲気漂う銀座の銀座3丁目にあり、最寄駅は東銀座駅で徒歩で3分ほどです。
現在11時からの開店待ちをするか、12:30~のTableCheckによる予約での訪問があります。
私は14:30からの枠を予約して訪問しました。
カウンターのみの和食屋さんを連想させる落ち着いた雰囲気。
接客なども柔らかく、高級感があります。
私が訪れた時も、私以外は全員外国から来られた方でした。
◆中華そば
さまざまな出汁を重ね合わせた、ブイヨンのようなニュアンスを感じる透き通ったスープ。
鴨や地鶏、生ハムなどの素材に昆布や椎茸などの旨味を合わせて引き出し、バランス良く仕上げられています。
そして、八五さんの特徴として、タレやカエシと呼ばれるラーメンの味の決め手、タレを使わない事も知られています。
塩分バランスは適度で油分も少なめながら、ラーメンとしての満足感を持たせていて、上品かつ深みがあります。
最後にかけられた胡椒の香りが立ち、アクセントとなっています。
都内の名門製麺所として知られる【浅草開化楼】の細麺はしなやかで、スープのりも良く程よいシコッとした食感。
良質な肉質が伝わるチャーシューや出汁が染みでるメンマも美味しいです。
食後には水だしのほうじ茶が提供されます。
洗礼された空間でこだわりの食材を使った”料理”としてのラーメンを提供されていて、海外の方にも注目されるポイントがわかるお店。
一度味わいたいと思っていただけに、食べられて良かったと思います。
行列が苦手な方は予約も可能ですし、是非一度味わってみて下さい。