ゴールデンウィーク、みなさんはどのようにお過ごしだろうか。

遠出をする、家でのんびりする、あるいはお仕事の方もいらっしゃるだろう。

そういう私は低山を巡り、新緑を満喫したいと思っている。日頃の運動不足解消だ。

もし栃木県を訪れる予定の方、訪れたいけどどうしようかと迷っている方は唐沢山に登ってみるのはいかがだろう。

四季折々の景色が美しい唐沢山と、唐沢山に鎮座する唐澤山神社をご紹介したい。

唐澤山神社の魅力

唐沢山は標高241ｍ、栃木県佐野市にある低山であるが、かつてこの地に築城された唐沢山城の遺構が多く存在する。

その本丸跡に創建された神社が唐澤山神社であり、山一帯が境内となっている。

春は桜、初夏のツツジや紫陽花、秋の紅葉と一年を通じて美しい自然を身近に感じることができる。

今が旬！ツツジの花咲く唐沢山歩き

桜が散った後は、目にも眩しい新緑と色鮮やかなツツジの花が咲き誇る唐沢山。

朱、白、桃色など色とりどりのツツジの花は新緑の中に咲くからこそ、その存在感がより際立っているように感じる。

唐澤山神社の本殿までは、新緑に包まれた石段を登っていく。

ハイキングコースも整備されているので、少し寄り道をしながら歩くのも良いだろう。

歴史好き必見！本丸跡に建つ唐澤山神社の本殿

かつて栃木の地を治めた藤原秀郷公によって創建されたと伝えられる唐澤山神社。

平安時代の英雄であった藤原秀郷公の武運の力により、勝運や厄除け、開運を願いに多くの参拝者が訪れる。

広い境内に遺る山城の遺構も見どころだろう。高く築かれた城壁や堀を観て、かつての姿に思いを馳せるのも良いかもしれない。

最後に

四季折々の姿を魅せる唐沢山。

あえて遠出でなくとも良い。身近な低山に登り、自然を満喫するのはいかがだろう。