うの事件、有名人・芸能人ママにとっては他人事ではない!
2日発売の『女性自身』の報道により、タレント・神田うのが窃盗事件に見舞われていたことが明らかになった。
うの宅に出入りしていたベビーシッターの女性が、数回にわたり、時価にして1000万円以上の金品を盗んでいたというのだ。
盗られたのは、うのが特注して複数所有していることで知られるエルメスのバーキンやケリーバッグ。さらに数百万円もするブレスレットをはじめとする貴金属も含まれていたという。
うのが、どういう経緯でそのシッターに依頼していたのかは分からないが、芸能人ママや有名人ママの多くは、セレブな家庭御用達の団体に所属する人か、セレブママのクチコミによって採用を決めている。
“他人”選びにはとても慎重
「60人のベビーシッターと面接し、オーディションを行った」というのは、いまから30年近く前、未婚のまま出産をした文化人女性だった。
その話を聞き、同じシッターさんを指名したのは、20年ほど前、高齢出産をした女子アナである。
シッターさんではないが、「近所に内科がなくて…」と自分が風邪をひいた時などに、わざと小児科を訪ね、子供の主治医を決めたというのは、国会議員の女性だ。
ハウスキーパーについては、大物ミュージシャンの女性が雑誌で初めて自宅を公開した際にアジア系のお手伝いさんをお披露目したのをきっかけに、芸能人、有名人宅では、それがトレンドになった。いまから15年ほど前のことである。
たとえば、女子アナ妻が多いことでも知られるプロ野球チームの奥さまたちは、アジア系女性が多数所属するハウスキーピングの会社で、もっとも優秀な人をシェアしていた。「月・水・金曜は某キャッチャー宅」「火・木・土曜は某ピッチャー宅」というように、だ。
このように、有名人ママ、芸能人ママはみな、自宅に出入りする“ベビーシッター”や“ハウスキーパー”という名の“他人”選びにとても慎重である。
過去には悲しい事件も
芸能史をひも解くと、いまから半世紀以上も前、“お手伝いさん”が絡んだ、とても悲しい事件があった。現在、ファミリー全員が芸能人である家庭で、有名女優でもある妻が、旅先から土産物を買って来る、買って来ない…といった何気ない会話をお手伝いさん全員にしなかったことが原因で、1人のお手伝いさんから子供さんを殺されてしまったのだ。“奥さま”から自分だけ、お土産の話をしてもらえなかったことに嫉妬したことが理由だった。
これは極端なケースかもしれないが、「正直、手癖の悪いシッターもいた」と、某ベテラン芸能人ママから聞いたこともある……。
「信じていた人に裏切られた」というだけではなく、「自分に選球眼がなかった」ということにも、うのはショックを受けているに違いない。
他の芸能人ママ、有名人ママにとっても、決して“他人事”ではない事件である。