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採用担当者が知らないと損する3月の時期感覚~コロナショックで大変化

石渡嶺司大学ジャーナリスト
合同説明会に参加する学生(写真はイメージ)。コロナショックで激変。(写真:森田直樹/アフロ)

◆コロナショックで採用時期が激変

新型コロナウイルスの影響は抑え込むどころか、さらに拡大しています。

2月27日には一斉休校要請が出てしまいました。

これを受けてすでに合説中止を決めていたリクナビに加え、マイナビ、ディスコ(キャリタス)も合説を中止。

ブンナビ、ダイヤモンドナビも東京開催を中止・延期としました。

こうなると、採用担当者が知っておかないと損する時期感覚は大きく変化します。それから毎年の恒例行事についてもコロナショックで変えていく必要があります。以下、時期別にまとめました。

◆3月上旬~本来なら合説・説明会時期だったのに

合説が中止となったのは前記の通り。NTTや三菱UFJ銀行など大企業は説明会中止を続々と発表していきました。

ウェブセミナー・ウエブ面接に切り替えるところも。

感染リスクを考えれば、説明会だけでなく選考も全面中止とする方が安全です。

ただし、個別面談や少人数のセミナー・選考は水面下で継続する企業が大半を占める見込みです。

と言うのも、3月上旬の2週間、採用活動を止めると、2021年卒は6月中までに決着をつける(オリンピックの影響を避けるために)という目標を達成できません。

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大学ジャーナリスト

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。

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