猫のオスとメスの「違い」5つ!見た目だって実は違う
実は、猫にもさまざまな性差があります。パッと見ただけではオス・メスの判断は難しいですが、じっくり観察してみると「この子はオス(メス)かな?」と推測することができるでしょう。
そこで今回は猫に見られるオス・メスの違いを5つ紹介します。猫の飼い主さん、猫好きさんぜひ最後までお読みください!
※個体差があるので、必ずしも全ての猫が当てはまる訳ではありません。あくまでも「傾向」として、参考にしてください
1.猫のオスとメスの違い5つ
1‐1.顔
【オス】
・顔全体で頬の割合が大きい
・顔が大きめ
・鼻が大きめ
・ヒゲ部分が盛り上がりがち
・顔全体と比較すると目が小さめ
オス猫はケンカをするシーンが多いため、大きめの顔でほかの猫を威圧するといわれています。またケンカでくらうダメージを抑えるために、顔の皮は厚くできているようです。
【メス】
・小顔で逆三角形な輪郭
・口や鼻のパーツが小さい
・目は大きく見える
メス猫は全体的にシャープで穏やかな見た目が特徴的。オス猫と異なり鼻や口のパーツが小さい分、目が大きく見えます。「小顔・くっきり目・小ぶりな鼻と口」羨ましいほど美人の条件がそろっていますね!
1‐2.体格
【オス】
・全体的に大きめ
・筋肉質
・首が太い
オス猫はメスと比較すると、体が大きい傾向があります。平均的な体重もオスのほうが重く、ずっしり筋肉質です。オスは縄張り争いやメス猫争奪戦に備えて、強くてたくましい体格をもっています。
【メス】
・体高が低く、オスより小さい
・ほっそりスリム
・足が長い
・脂肪の割合が多い
メス猫はオス猫よりも小さく、スリムな体型をしています。足も長く、優雅な印象をあたえますが、脂肪の割合が多いため触った感触は柔らかいです。
1‐3.性格
【オス】
・やんちゃ
・遊び好き
・フレンドリー
・甘えん坊
・大胆
・好奇心旺盛
オス猫はやんちゃで遊び好き、かつ甘えん坊といった「幼い男の子」のような性格が特徴的。フレンドリーでオープンな猫も多く、撫でてくれる人にはとりあえずゴロゴロ!という子もいます。
【メス】
・慎重
・わがまま
・穏やか
・独立心や警戒心が強い
メス猫はオス猫と反対に、慎重で用心深い性格を持ちます。メスはひとりで子猫を育てる宿命をもっているため、独立心と警戒心は非常に強く、はじめての人に心を開くことは滅多にありません。しかし根は穏やかで優しいため、時間をかけて接すると次第に心を開いてくれます。
1‐4.かかりやすい病気
【オス】
・糖尿病
・尿路結石
オス猫は細く長い尿道をもっているため、尿路結石症に罹患しやすいです。また去勢をしたオスでは肥満になる傾向が高く、それが原因かは不明ですが糖尿病も多く見られます。
【メス】
・乳がん
・細菌性膀胱炎
・子宮蓄膿症
メス猫は、メス特有の病気にかかりやすい傾向があります。またメス猫は尿道が短く太いので細菌に感染しやすく、「膀胱炎」といった疾患にも注意が必要です。
1‐5.利き手
猫は、実は利き手にもオスとメスの違いがみられます。個体差はありますが、オスは「左利き」メスは「右利き」が多いそうです。
猫の利き手の確かめ方は、おもちゃを扱う手をみたり、階段を登るときの最初の手みたり、トイレ砂をかくときの手をみて確認できます。
ぜひ愛猫の利き手がどっちなのか、チェックしてみてくださいね!
2.まとめ
猫にも見た目や性格の違いは、オスとメスで異なります。
もちろん全ての猫が「こう!」というわけではありませんが、一般的な傾向として今回紹介したような違いがみられるのです。
ぜひ愛猫の特徴と照らし合わせ、新たな愛猫の一面を見つけてみてくださいね!