在宅でかさむ光熱費を削る10つの技 9月に買い換えるべき家電ベスト5
コロナでステイホームの時間が増えて、光熱費が上がった人も多いのではないでしょうか。
「エアコンをつけっぱなしにしていた方が電気代が安くなる」などとも言われますが、家中のエアコンを24時間つけっぱなしだとさすがに電気代は高くなってしまいます。
エアコンは立ち上げる時の消費電力が最も高いので、頻繁にオンオフをするとかえって消費電力が上がる場合もあります。目安として昼間はは30分以上、夜は20分以上部屋を空けるなら、エアコンの電源を切るほうがベターです。
また、フィルターの掃除も有効です。ホコリがたまった状態でエアコンをかけると効率が下がるからです。省エネルギーセンターによると、エアコンのフィルター掃除の目安は月に1~2回です。私が住んでいるシンガポールではエアコンの定期的なメンテナンスが義務付けられているほどです。
エアコン以外にも、照明、冷蔵庫、テレビなどは家庭の消費電力の大きな割合を占めます。照明はできればLEDに変えて、こまめに電源を消すことが大切です。テレビは明るさを調整したり、つけっぱなしの時間を短縮させましょう。冷蔵庫は食材を詰め込み過ぎず、強さも中を維持することも大切です。ステイホームで食材を溜め込みがちですが、まとめ買いのめやすは1週間分。それ以上買い込むと手持ちの現金が減り、お財布にもよくないからです。
年間の待機電力も1万円以上になることも。節電タップを活用すると、利用しない家電をこまめに切ったりするのも簡単です。
また、お湯も電力やガスをかなり消費します。お風呂の追い焚きは最小限に。湯船を張るなら家族が立て続けに入る。そうでないならぬるめのシャワーを利用し、髪を洗っている間はシャワーを止めるなどの工夫を。
光熱費カット10つのテク
1.冷房は設定温度28度 暑いなら、扇風機と併用
2.エアコンは使わない時はオフ
3.エアコンのフィルターをこまめに掃除
4.冷蔵庫の設定温度は中
5.冷蔵庫は詰め込みすぎない
6.家族で立て続けに湯船に入る
7.夏の入浴はぬるめのシャワー中心で
8.照明をLEDに変える。
9.テレビは明るさを調整し、見ない時はオフ
10.待機電力を減らすために節電タップを活用
参考:家庭の省エネ大事典
https://www.eccj.or.jp/dict/
■省エネ家電に買い換える 冷蔵庫の買い替えは8月9月が吉
奥の手として省エネ家電に買い換える方法も。もちろん省エネ家電への買い替えには初期費用はかかります。エアコンは10年、冷蔵庫は15年が買い替えの目安です。
大型冷蔵庫は毎年10月ごろにモデルチェンジすることが多く、その前の8~9月が安く買い替えられる時期です。冷蔵庫は一年中稼働させっぱなしなので省エネ性が高い物への買い替えは節約効果は高いです。
エアコンも需要が落ちる9〜10月、4〜5月なども買い替えのチャンスです。その他、ドラム式洗濯機、掃除機、レンジなども9月は一般に安価になる傾向があります。秋モデルが出る前の旧型は底値になりやすいからです。
9月は企業の決算もあるために狙い目です。特にコロナ等で業績が厳しい企業や量販店などは在庫処分のディスカウントをする場合も考えられます。ネットの比較サイト等で調べてみてもよいでしょう。店舗も現品処分セール、入り口でのチラシセールなどがあれば狙い目です。
私もシンガポールにあるベスト電器でこの時期に家電製品を複数購入しました。コロナで空いていて店員さんにも相談しやすく、店頭価格よりも割引や付属品でおまけまでしてもらい大満足でした。出かける場合は感染対策をお忘れなく。
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