きょうだいゲンカで手が出る!叩いたことをすぐ注意するのは逆効果!!親がとるべき対応とは?
きょうだいゲンカ、放っておきたくても手が出てしまう場合はそうはいかないですよね。
ケンカのたびに叩き合いになってしまうと、親もピリピリするしお手上げ…(泣)
手が出てしまう場合のきょうだいゲンカは、どのように対処したらいいのかを、お伝えします!
【きょうだいゲンカ】親の対応方法
まず知っていてほしいことが、【きょうだいゲンカは基本放っておく】ということです。
ケンカのたびに親がすぐに介入してしまうと、手が出るケンカになりやすくなります。それは子どもが「ママ(パパ)が止めてくれる」とわかっていると、ケンカがヒートアップしやすいからです。
危険がないかぎりは見守る姿勢を意識してください。
そして手が出る場合の親の対応方法として、以下の3Stepが大事になります!
Step①叩いたことをすぐに注意しない
手が出た瞬間を見ると、どうしても叩いたことを注意してしまいがちです。しかし、手が出た行動を”すぐ”注意するのは逆効果です。
手が出たことには必ず理由があります。その理由を探ることがまずは大事なのです。頭ごなしに注意せず、「どうしたの?」「なにか嫌なことがあったの?」と、必ず理由を聞きましょう!
Step②手が出た理由がわかったら”共感”
「おもちゃをとられてイヤだった」
「向こうが先に手をだしてきた」
理由がわかったところですぐに注意したくなりますが、ここでもグッと我慢です!
理由がどうであれ、まずは
「それはイヤだったね」
「それで叩きたくなっっちゃったんだね」
と、まずは気持ちに共感してあげてください。
Step③ここまできたらしっかり注意する
共感してもらえたことで、子どもは親の言葉に耳を傾けてくれやすくなっています。
ここで初めて「叩くことはいけない」ということを注意します。
「おもちゃをとられてイヤだったね。だけど、叩くことはいけない。」
「それで叩きたくなっちゃったのか…、気持ちはわかった。でも、叩くことっていいこと?」
怒鳴る必要はありません。声を低くして目を見てつたえてください。
そしてできれば最後に、叩かずにどうすればよかったのかを一緒に考えてみてください。
【言葉で伝えればいい】ということがわかるようになるまで、子どもはどうしても手が出てしまいます。それは月齢が低ければ低いほどそうなのです。
言葉で伝えられるようになるまで、親は根気強くこの3Stepで対応していく必要があります。
まとめ
ケンカ対応は親の悩みの1つですよね。早いうちからこの対応を心がけることで、子どもたちが自分たちで解決できるようになってきます。
このほかにも子育てに役立つ情報を投稿しています。最後までお読みいただきありがとうございました。