汁だく好きさん、ごめんなさい!お弁当にぴったりの『サクサクかつ丼』作り方のコツは卵とじにあり!
こんにちは 調理師主婦のアリです。
10月に入り秋っぽくなってきましたね。
今日は「秋らしいお弁当」というわけではないけど、食欲の秋ならではのがっつり系「かつ丼弁当」をご紹介します。
サムネ写真を見て「これがかつ丼?」と思った方も多いかもしれません。似て非なるもの(似てないかも…)。でも、味はしっかりかつ丼です!
涼しくなりましたが、どの季節でもお弁当作りで気を付けたいのは「傷みにくいお弁当」を作ることです。そのためのポイントはいろいろありますが、今回はかつ丼弁当に大事な卵の加熱方法と汁気について考えました。
かつ丼といえば、じゅわっとしたカツにトロトロの卵、そしてその汁気がご飯にしみこみ、その三位一体を豪快にかき込むのがおいしいですよね。(ウチの男子曰く…)でも、お弁当には半熟卵はNGですし、汁気もできるだけ抑えたいところです。
それらを解決したかつ丼弁当の作り方をご紹介します!
かつ丼弁当
<材料>
豚ロース肉 1枚
塩、胡椒 少々
パン粉 適量
サラダ油 適量
(バッター液)
卵 1個
薄力粉 大さじ3
水 大さじ1
(卵とじ)
玉ねぎ 1/4個
卵 2個
水 50ml
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
作り方
=とんかつ作り=
①筋切りをした豚ロース肉に軽く塩、胡椒をします。
➁よく混ぜたバッター液に豚肉をくぐらせてパン粉をつけます。
③フライパンに油を3センチほど注ぎ、170度で2〜3分揚げ、裏返してさらに1分半揚げます。
④色よく揚がったら網に上げて余熱で火を通します。
⑤油の温度を180度に上げ、再び豚肉を1分ほど2度揚げします。
⑥粗熱が取れたら、6等分に切ります。
=かつ丼作り=
⑦小さめのフライパンに水、醤油、みりん、酒、砂糖、スライスした玉ねぎを入れ、中火で加熱します。
⑧玉ねぎがしんなりしたら、溶いた卵の2/3を流し入れます。
⑨卵全体に火が通るまで、ふたをして3〜4分煮ます。
⑩しっかりと火を通し、卵が垂れない程度の固さになったらOKです。
⑪カツをフライパンに乗せ、残りの卵を流し入れます。
⑫蓋をせず、弱火で卵に火を通して完成です。
お弁当のワンポイント♪
卵とじは濃い目の味付けにしています。卵にしっかり味がついているので、カツと一緒に食べるとカツの食感と共に美味しくいただけます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさまのお弁当作りの参考になると嬉しいです。