Yahoo!ニュース

人を助けたい心理が、自分を癒す時、傷つける時

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
(写真はイメージ)(写真:アフロ)

■人助け行動の心理とは

人助けをしたい気持ちは、社会的動物である人間としてとても自然です。さらにポジティブ心理学の研究によると、人への親切行動を取る人の幸福感は高まります。ゴールデンウイークに、被災地にボランティアに行く人もいるでしょう。

人生の中で傷ついてきた人が、人に優しくなれることもあります。人助けが、自分を癒します。けれども、熱い思いで人助けをする人の中には、複雑な心理が潜んでいることもあります。

せっかく人助けしようとしているのに、なぜ認められないことがあるのか、なぜかえって傷つくことがあるのか、ではどうすれば良いのか。心理学から、わかりやすくお伝えします。

■本能としての人助け

この記事は有料です。
心理学であなたをアシスト!:人間関係がもっと良くなるすてきな方法のバックナンバーをお申し込みください。

心理学であなたをアシスト!:人間関係がもっと良くなるすてきな方法のバックナンバー 2016年4月

税込550(記事4本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

碓井真史の最近の記事