ロッテが37歳と33歳の一発で乱打戦を制す/元ヤクルト・スアレスが負傷で退団<韓国KBOリーグ>
10日のKBOリーグは台風6号の影響で4試合が雨とグラウンドコンディション不良で中止。コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-ロッテジャイアンツの1試合が行われた。
試合は乱打戦に。ロッテは5-4で迎えた5回表、6番に座った37歳のチョン・ジュンウがレフトに10号2ランを放ち、7-4とリードを広げた。
ロッテはその裏に2点を喫し、再び1点差に迫られるも6回表、2番の33歳アン・チホンがレフトへ4号ソロホームラン。この一打が貴重な追加点となった。
キャリアの長い2人に効果的な一発が飛び出したロッテは12-8で勝利。敗れたキウムはサムスンライオンズと入れ替わって9位から最下位10位に転落した。
◇8月10日(木)の結果
・トゥサン 中 止 サムスン(チャムシル)
勝:
敗:
・キウム 8 - 12 ロッテ(コチョク)
勝:ク スンミン
敗:チョン チャンホン
・SSG 中 止 NC(インチョン)
勝:
敗:
・KT 中 止 ハンファ(スウォン)
勝:
敗:
・KIA 中 止 LG(クァンジュ)
勝:
敗:
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◆「サムスン、スアレスを放出」
サムスンは先発投手のアルバート・スアレス(元ヤクルト)を韓国野球委員会(KBO)にウエーバー公示申請したと発表。スアレスは6日のLGツインズ戦の1回の守備でベースカバーに入ろうとした際、左ふくらはぎを痛めた。検査の結果、左腓腹筋損傷により復帰まで4週間程度かかるとして、サムスンは放出を決断した。
スアレスは今季がKBOリーグ2年目。先発投手として19試合に登板し4勝7敗、防御率3.92だった。サムスンは代替の外国人投手として4日にNCからウエーバー公示されたテイラー・ワイドナーの合流を予定している。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>
キウム戦の7回表、チョン・ジュンウの代走で出場。その裏からレフトの守備に入った。8回表2死満塁で打順が回り、ストレートの四球を選んで押し出しによる1打点を記録している。
⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。