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【大阪府豊中市】外はシャリシャリ、中はプルプル!宝石みたいな琥珀糖

小澤まみライター(豊中市)

「豊中駅」近くにある和菓子屋『豊中京富』をご紹介します。

キラキラきれいな「琥珀糖」と、珍しい水色のお餅が入っている「ゆたか餅」。色鮮やかな和菓子の魅力に迫りました。

お店の様子

『豊中京富』は、阪急宝塚線「豊中駅」から徒歩2分のビルの1Fにあります。大阪市北区堂島にあった、弘化元年(1843年)創業の『京富』の暖簾を受け継いだ和菓子屋です。豊中で昭和44年に開業しました。

和菓子は店の奥で手づくりしています。約2週間ごとに変わる上生菓子や、手土産に喜ばれるおせんべいなど、人気の商品がズラリ。今回はそのなかでも、「琥珀糖」と「ゆたか餅」を紹介します。

▲とても上品な味の「いちご大福」(税込み259円/個)は、豊中の有名な果物屋『野瀬果実店』のいちごを使用しています。
▲とても上品な味の「いちご大福」(税込み259円/個)は、豊中の有名な果物屋『野瀬果実店』のいちごを使用しています。

琥珀糖

「琥珀糖」(税込み 1袋167円/1箱1,458円)とは、砂糖と寒天からつくられた日本の伝統的な和菓子のことです。

透明感があり、光に当たるとキラキラ輝くので、宝石やガラス細工のようだと言われています。湿気に弱く、梅雨時は特に気を付けて作っているそうです。

『豊中京富』の「琥珀糖」は、5色すべて味が異なるのが自慢。

黄色…レモン
緑色…ブランデー
ピンク色…いちご
水色…カルピス
白色…プレーン

▲1袋3個入り
▲1袋3個入り

表面は砂糖が結晶化していて、お皿に移すとコロンコロンと音がするほど硬め。食べるとシャリシャリで、すぐに表面は溶けてしまいました。

優しい砂糖の甘さを味わった後には、寒天のプルプルとした食感が。いちごは甘酸っぱく、ブランデーは大人の味。それぞれの味を楽しんで!

ゆたか餅

「ゆたか餅」(税込み162円)の「ゆたか」は、豊中の「豊」からきているそう。

中に入っている竹皮のような包みをそっと開くと、味の異なる2つのお餅が入っています。

大納言の入った甘めの羽二重餅と、甘さ控えめのきれいな水色の羽二重餅。やわらかくモチモチとしたお餅の上には、きなこと砂糖がかかっています。優しい味なのは、和三盆が入っているから。愛され続ける素朴な味です。

※5個入り961円、10個入り1,803円、15個入り2,470円(全て税込み価格)。

どのお菓子も上品でおいしい『豊中京富』。これから暑くなる季節に、さわやかな和菓子をいかがですか?

詳細情報

店名:豊中 京富
住所:豊中市本町1-11-4 松原ビル1階
電話番号:06-6852-4031
営業時間:9:30~18:00
定休日:日曜日
アクセス:阪急宝塚線「豊中駅」より徒歩2分
HP:http://www5e.biglobe.ne.jp/~yatssun/index.htm

ライター(豊中市)

読み手よし、書き手よし、世間よしの「三方よし」のライターを目指しています。読んでくれた方の「行ってみたい」「食べてみたい」という好奇心を掻き立てられますように。

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