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そうめんの「吹きこぼれ・麺のくっつき」を軽減する”意外な食材”とは?「茹でるときに入れるだけ!」

ぱるとよ料理研究家

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暑い夏、そうめんは食卓に欠かせない一品です。特に子どもの夏休みのお昼ご飯には大活躍していますね。我が家でも、茹でて麺つゆでシンプルに楽しんだり、担々麺風にアレンジしたりと、様々な方法でそうめんを楽しんでいます。

しかし、そうめんを茹でるときに困ったことはありませんか?吹きこぼれや、鍋の底に麺がくっつくこと、さらには麺同士がくっついてしまうことなど、思いのほか手間がかかることがあります。

そこで今回は、これらの問題を一発で解決できる意外な方法をご紹介します。

家庭にあるもので、すぐに試せる簡単な方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

そうめんを作るときに困る3つの問題

まず、そうめんを茹でる際に多くの人が経験するであろう3つの問題について見ていきましょう。

1.吹きこぼれる問題

鍋でそうめんを茹でていると、突然泡が立ち上り、吹きこぼれが発生することがあります。これが起こると、コンロ周りが汚れ、後片付けが大変になります。

2.鍋の底に麺がくっつく問題

そうめんを茹でるとき、麺が鍋の底にくっついてしまうことがあります。私の経験では、そうめんを入れた直後に起こりやすく、麺をほぐそうとしても、鍋にこびりついてしまうこともあります。

3.麺同士がくっついてしまう問題

茹で上がったそうめんを取り出そうとすると、麺同士が絡まり、きれいに取り分けるのが難しいことがあります。特に、冷やしそうめんなどで麺をほぐす際に、この問題が起きるとストレスになります。

これらの問題を解決するために、多くの人がいろいろな方法を試しているかもしれませんが、実は「油」を使うことで簡単に解決できるんです。

茹でるときに油を加えるだけで軽減できる!

この3つの問題を一気に解決する方法、それは茹でる際に油を加えることです。たったこれだけで、吹きこぼれを抑え、鍋底へのくっつきや麺同士の絡みを軽減することができます。

手順

1. 鍋に水を入れ、まずは沸騰させます。

2. 水が沸騰したら、油(今回は米油)を大さじ1杯加えます。油の種類はご家庭にあるサラダ油でも大丈夫です。

3. 油を入れた後、そうめんを鍋に投入し、菜箸で軽くほぐします。

4. 規定の時間茹でたら、ザルにあけてお湯を切り、冷水でしっかりと洗います。

これで、そうめんの吹きこぼれや、鍋底にくっつく問題、さらには麺同士が絡まることを軽減できます。

コツ・注意点

  • 茹でるときの鍋の水の量や火加減によっては、油を加えても吹きこぼれることがあります。火加減には注意し、茹でている間は鍋から目を離さないようにしてください。
  • また、茹でる際や、お湯を切る際には、火傷に十分注意してください。

まとめ

  • そうめんの吹きこぼれ、鍋底へのくっつき、麺同士の絡まりを防ぐには、茹でる際に油を加えるのが効果的。
  • 油を加えることで、茹でる手間が軽減され、そうめんをよりスムーズに調理することが可能。
  • 注意点として、火加減や火傷に気をつけることが大切。

気になる方は、ぜひ試してくださいね。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上、食育講座の登壇経験あり)。

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