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【衣類の片付け】服はあるのに「今日着る服がない!」そんな方に整理収納アドバイザーが教える3つの解決法

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

皆さんは片付けが得意ですか?わたしは30年間ずっと苦手でした。服を捨てるのも苦手で、クローゼットはいつも服であふれていました。しかし、たくさんの服があるにも関わらず「今日着る服がない」と、悩むこともしばしば…。整理収納アドバイザーになって、どうしてそんな状態になっていたのかようやく分かったので解決法をご紹介します。

1.「着るための服」を買う

「欲しい服」と「着るための服」は違います。クローゼットにたくさん服があるのに、「今日着る服がない」という方は、もしかしたら以前とわたしと同じように、「着るための服」ではなく、「欲しい服」ばかりを買っているのかもしれません。

どんなに見た目が好みでも、着る機会が少ない服ばかりを買ってしまうと「服はあるのに今日着れる服がない」状態に。「欲しい服」ではなく「着るための服」を買わなければ、いつまで経っても「服はあるのに着れる服がない」状態が続いてしまいます。

2.ライフスタイルに合わせる

子育てや家事をするため、毎日カジュアルな服を着ているのに、持っている服の8割が「キレイめ」「仕事用」だと、「今日着る服がない」とクローゼットの前で悩みがちに。反対に、平日5日はビジネススタイルなのに、持っている服の9割がカジュアルだと、仕事の日には「着る服がない」とやっぱり悩みます。

「普段自分がどんな服を着ることが多いのか」を考えて、カジュアルな服と仕事用(キレイめな服)の割合を決めると、「今日着る服がない」と悩まなくなりますよ。

3.「ベーシックな服」を持つ

カジュアルにもキレイめにも着れる服、合わせやすくコーディネートの幅が広がる服というのが実はあります。それが白シャツや黒のロンTなどの「ベーシックな服」。

見た目にときめくことはありませんが、2~3着のベーシックな服があるだけで、服のコーディネートもしやすくなり「今日着る服がない」と悩まなくなりました。また、ベーシックな服は年齢問わず着られるので、「似合わなくなった」という理由で悩んだり捨てることも、ほぼありません

「今日着る服がない!」の解決策3選

1.「着るための服」を買う

2.ライフスタイルに合わせる

3.「ベーシックな服」を持つ

片付けって本当に難しいですよね。特に「服の片付け」には、わたしも何年も悩んできました。「クローゼットに服はたくさんあるのに今日着る服がない」問題の原因は、1つではありません。今日ご紹介した以外にも「年齢」「体形」「好み」「体調」など、様々な原因により「今日着る服がない」の状態になっている方もいるかもしれません。

そんな時は、ぜひ「服を買いに行こう」ではなく、今の自分にはどんな服が必要なのかと考えてみてください。そうすると、片付けの手間だけでなく、ついでに出費も減らせますよ。

最後までご一読くださりありがとうございます。

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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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