「ちゃんとしたい」は要注意。家庭も仕事も”うまくやる”人の特徴
『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』著者のねんねママです。
子どもが産まれると生活は一変します。
キャリアウーマンとしてバリバリ働いていたのが、社会とはすっかり関わりが薄れて1日中パジャマにすっぴんでお乳を出したまま寝てしまっていたり…
ふと鏡に映った自分を見て、「あれ?わたしってこんなんだっけ。。」と思ってしまうこともありますよね。
そして、いざ復職すると次の壁にあたります。
家の中が汚い…家事に手が回らない…
栄養のあるご飯をつくってあげたいのに、お惣菜や冷凍食品ばかりで罪悪感…
子どもともっと遊んであげたいのに、帰宅してご飯と風呂して寝かせるので手一杯…
朝は「早くして!」と怒ってばかりで自己嫌悪…
でも、これって思考の落とし穴にハマってる状態です。
「ちゃんとしたい」という思考こそ、落とし穴なんです。
日本の女性って、“良妻賢母”などという言葉にも表されるように「ちゃんとしよう」「いい妻であろう」「いい母であろう」という思考になりがちなんですよね。
でも、誰しも子育ては初めてで、育児しながら働くのだって初めてです。
完璧に、ちゃんとできるわけなんてないんです。
ましてや、子どもが産まれる前のように家をきれいにすることなんて不可能ですし(したところで即汚されるし…)、家事への時間配分ができなくて当たり前なんです。
いい母であろうとするがばかりに、家族の成長を妨げてしまっている可能性だってあります。
具体例はこちらのVoicyでお話ししています。
仕事も家庭もうまくやっている人たちの考え方の特徴は「できなかったことではなく、できたことに目を向けている」ということです。
私たちはつい「今日はあれとあれをやろうと思っていたのにできなかった…」「子どもに絵本を読んであげようと思ったのに、そんな時間がつくれなかった…」なんてできなかったことに目を向けてしまいがちなんですが、反対にできたことに目を向けてみてください。
「今日も会社に行って、仕事をしてきた」
「元気に保育園に行って、無事に帰ってくることができた」
「みんなで食卓を囲んで、ご飯を食べさせることができた」
「具合が悪いと言っていたから、病院に連れていくことができた」
それだって十分にできたことです。
そういった“今日できたこと”を自分で意識して、自分を褒める習慣は忙しく仕事も家庭も両立していく中ではとても大事なことです。
そして、もっとやれることを増やすためには時短できるところを時短していく、ストレスに感じるものを減らしていく、ということが大事です。
そのために減らせるものの1つが「寝かしつけ」。
もし、寝かしつけを負担に感じていて、「もっと時短したい!」「1人で寝られるようになって欲しい!」と思われているようでしたら、YouTubeや書籍も参考にしてみてくださいね。
著書『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』では、寝かしつけなしで1人で寝られるようになる方法、授乳で寝かしつけのクセをとる方法、ママやパパをさわりながら寝るクセをとる方法、具体的なねんねトレーニング方法などを具体的に解説しています。
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