【3歳児】お友だちと仲良く遊べないのはなぜ?3歳児の心理について解説!社会性を促す具体的な方法も
・3歳児だけど、ひとり遊びが好き
・友だちにおもちゃを貸すことができない
・仲のいい友だちの名前が出てこない
こんな悩みはありませんか?
3歳までの子どもは、自分中心の世界で生きています。
そのため、出来ることが増えてきた3歳児でも心理発達的にできないことがまだまだたくさんあるのです。
この記事では、3歳児の心理について解説していきます。
この記事を読むことで3歳児の心理発達がわかり、どんな風に育っていくか見通しをもつことができるでしょう。
3歳児の心理がわからない…と悩んでいるママやパパは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
3歳児にとって心理的に難しいこと
大人との意思疎通が出来るようになった3歳児でも、同世代のお友達との関わりの中ではできないことがあります。
大人は3歳児の思っていることを想像したり、気持ちを確認したりしながらコミュニケーションをとれます。
しかし、子ども同士のコミュニケーションではそういった想像や気持ちを冷静に確認するのは困難です。
なぜなら3歳児はまだまだ「自分中心の世界」で生きている年齢だからです。
例えば、公園の遊具でお友達と遊んでいるときに「順番を守ろうね」と伝えても「嫌だ!」と怒ってしまうことはありませんか?
保護者の立場からすると、子どもが順番を守れないことに不安を覚えてしまいますが、3歳児の発達心理的には当然のことです。
3歳児は社会性を養う準備段階です。
社会性を養うために、親を含めた大人がしっかりと支援していきましょう。
3歳児の心理発達に応じた具体的な対応3ステップ
3歳児の心理発達に応じた具体的なステップは以下の通りです。
ステップ1:やりたかった気持ちに共感
ステップ2:相手の気持ちを代弁
ステップ3:望ましい行動の提示
まだまだ自分中心の3歳児。
まずは子どもの気持ちに共感しましょう。
共感でいったん受け入れないと、3歳の子どもはこちらの言うことも受け入れてくれません。
まずはこの3ステップを丁寧に踏んで、子どもの社会性を育てていきましょう。
慣れてきたら…自分で考える力をつけるためにもう一歩踏み込んで!
この3ステップに慣れてきたら、もう一段階踏み込んでほしい4ステップ目があります。
それは、親から言われたから、ではなく自分で考えて言葉にする、ということです。
3歳ごろからは幼稚園など集団に入る機会も増え、いつも親が近くにいるわけにはいかなくなります。
保育園や幼稚園でも、一クラスに先生は2~3人と決して多くありません。
そんな中で、子ども自身がしんどい思いをしないためには、トラブルへの対応を自分で考えてできることが大切になってきます。
子ども自身が考える力を育てるために、共感⇒相手の気持ちの代弁の後プラスでどうしたらいいと思う?と聞いてみましょう!
はじめは子ども自身で答えがでないかもしれません。
そんなときは選択肢を与えてみるとよいでしょう。
・謝りに行ってみる?
・順番こにしようっていってみる?
・別のおもちゃを貸してあげる?
こういったかたちです。
自分で考え、行動する力は勝手に育っていくものではありません。
AIが急速に発展している現代、これからの先を時代たくましく生き抜いていくために自分で考える力は必須だと言えます。
自分で考えきれる子は、理性的で自律した心をもって成長します。
ぜひ試してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!