毎月第3日曜日は大磯港で大磯市が開催されます。神奈川県下で最大の朝市と呼ばれるだけあり、たくさんのお店が並びます。出店やキッチンカーでランチを買うのを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

多数のお店で色々なお弁当が販売されているので、毎月違うものを買って楽しめますよね。私もそうしていましたが、10月の大磯市で購入したお弁当があまりにおいしくて、11月もリピートしてしまいました！

そのお弁当を作っているのは「ワイン バル ひらつか酒場」さん。ブースには、チキンピカタ、ハンバーグに、焼き肉、カツと、一目で中身がわかり食欲をそそるお弁当が並びます。

その中で「蓋が雲っているし、中身がよくわからない……」と思われそうなのが、「やわらか豚の唐揚げ弁当」。

私のお目当てはこちら！お店の方に「前回とってもおいしかったので、リピートしに来ました！」とアピールしてしまったところ、「一所懸命に作った甲斐があります」と笑顔を見せてくださいました。

さっそく家に帰り、お弁当の蓋を開けるとこの姿。中身はおにぎりが3個、豚のから揚げ3個、鶏のから揚げ1個、サツマイモのサラダ、ミニオムレツ、焼き野菜、ピクルス、生野菜、ピリ辛マヨソース。

こちらがメインの豚のから揚げ。中身は……

やわらかで食べやすく、さっぱりしているけれど旨味はたっぷり。どうやって作られているのか、お店の方に聞いてみました。「秘伝の自家製タレに豚肉を漬け込み、ミルフィーユ仕立てにすることで、肉の旨味を閉じ込め、じゅわっとした旨味と柔らかな口当たりでお召し上がりいただけます」とのことです。「秘伝の自家製タレ」が気になりますね。ひとつ入っている鶏のから揚げもジューシーです。

主役の陰でいい仕事をしているのが、副菜の野菜たち。全体写真では見えづらいメンバーたちを取り出して写真に収めてみました。

先月はポテトサラダでしたが、今月はサツマイモのサラダ。秋の味です。食べやすいように串に刺されたピクルスは、ほどよい酸味で甘すぎず、色合いも美しい。良い加減に焼かれた茄子とズッキーニを噛むと口の中にジュワっと旨味が広がります。

この独特の風味のソースはどうやってできているのか、これもお店の方に聞いてみました。「すりつぶしたピンクペッパーにマヨネーズを合わせています。ローズのような華やかな香りと色、まろやかな後味とコクが特徴的なソースです」ピンクペッパーですか、なるほど。

単体写真を撮りそびれましたが、お弁当の中心に鎮座するミニオムレツも、中に色々な野菜が入っています。

柔らかく噛みやすいものの中で、ピクルスのコリコリがアクセント。お子さんにもよいのでは？分けやすいので、ご家族で分けて召し上がるのにもピッタリかと思います。

「やわらか豚の唐揚げ」はお店で好評のメニューで、それを広く知っていただくために、お弁当を企画されたそうです。「バルメニューの雰囲気が伝わるように彩りも鮮やかに、盛り付けも工夫。お食事中も飽きがこないように副菜もこだわり、オンリーワンのお弁当を目指しました」とのこと。写真を見ていると、また食べたくなります。

「ワイン バル ひらつか酒場」さんは、12月の大磯市にも出店予定。「やわらか豚の唐揚げ弁当」も販売されるとのこと。他のお弁当もおいしそうなので、たくさん買ってしまいそうです。

※追加情報：12月の出店場所は、C-24 とのことです。

12月の大磯市は、12月17日（日曜日）の 9〜14時開催です。どうぞ良いお天気になりますように。

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