身も心も生き返る。隠家イタリアン「Sun Catcher」で至福のランチタイム/大磯町
急に秋になりましたね。お天気の良い日に、イタリアンレストラン「Sun Catcher」さんでランチをいただきました。大磯駅から南に下り、住宅街のくねくねと曲がる細い道を進んだところの平屋建て。
窓全開で気持ちが良いです。
玄関横のソファのお部屋へ。
木漏れ日が揺れています。住宅街なので、とても静か。ゆったりとした時間が流れます。
ランチメニューは、前菜盛り合わせ、パスタ、プチデザート、ドリンクがセットになったパスタランチ(税込2000円)。11月からは材料費高騰のため2200円に値上がりするとのことですが、それでも訪れる価値ありの内容です。
1枚板のテーブルを前に、待つことしばし。
まず運ばれてきたのは「前菜盛り合わせプレート」。日替わりで内容が変わるため、訪れるたびに新しい出会いが待っています。この日は、ポルチーニの冷製スープ、数種のキノコを使ったムース、いちじくの上にプロシュートをのせた一品、鴨のロースト、うるめいわしのぶどう酢がけ、金目鯛と太刀魚のスモークと、この季節の味覚を盛り込んだ贅沢なラインナップでした。
彩りと味はもちろん、香りや舌触り、歯ごたえまでバリエーションが豊かで、バランスも良く。地球の恵みを体内に採り入れているかのよう。こういうものを食べて生きていきたいと毎回思います。
野菜も滋味豊かで、一つひとつ口の中でじっくり味わうのが楽しみ。今回の私的ハイライトはタプナードソースのかかった茄子!ゆっくりゆっくりいただきました。
パスタは2種類から選べます。2人以上の場合は、ハーフAndハーフもお願いできます。この日のパスタは「モッツァレラチーズとバジルのトマトソース」と「自家製スモークチキンとキャベツのペペロンチーノ」。ペロリといただいてしまい、もっと味わって食べるのだったと反省。注文時に分量を聞いてくださるので、少量をご希望の方はご相談を。
食後には、マロンのムースと、紅茶でほっと一息。秋ですね。
セットドリンクでワインも選べるので、ワインを頼まれる方が多いように思います。ドリンクの追加メニューも用意されています。
「Sun Catcher」さんが開店されたのは、今年の2月。お祝いの花が溢れるように並び、脇には薪が積まれていました。
開店前だったので、店内を撮らせていただきました。2月なので、冬の室礼です。
「Sun Catcher」さんは、元々は東京・幡ヶ谷で16年間営業しておられました。建物の取り壊しのため移転先を探し、オーナーシェフの趣味であるサーフィンと釣りが決め手となって、大磯にオープンしたとのこと。シェフとお客様が釣り談義に花を咲かせている姿も。運が良ければ、シェフが釣ったお魚がメニューに登場することもあるそうです。
ランチ、ディナーともに要予約。予約時にお願いすれば、ランチタイムにディナーメニューの提供も可能とのことです。
土日祝日はかなり前から満席になることもしばしば。お店のインスタグラムのストーリーで空き状況が随時更新されているので、事前にチェックしておきましょう。
仕事に追われる日々を越えて、こちらでランチをいただくと、心身ともに生き返るような気がします。東京時代のお客様も、大磯まで足を運ばれるそう。中には、大磯のファンになって、移住して来られる方もいらっしゃるとか。
幡ヶ谷からの移転先を決める際、下田と大磯で迷われたとのこと。大磯に来てくださってほんとうにありがとうと言いたいです。
【Sun Catcher】
所在地:〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1935-41
定休日 :水・木曜日
営業時間 :ランチ 11:00 – close 14:30 (L.O. 14:00)
ディナー 17:00 – close 19:30 (L.O. 19:00)
席数: テーブル 10席
支払い: カード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX)
※本記事の内容は掲載時のものです。今後変更になる場合があります。