【料理の基本】葉物野菜が1ヶ月長持ちするたった5分で簡単にできる保存方法
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
気温がグッと下がってきて、葉物野菜がおいしい季節になりましたね。葉物野菜は寒くなると甘くおいしくなってくるんです。
というのも、多くの葉物野菜は寒くなってくると、糖を生成し自身に含まれている水分の氷点を下げて身を守ります。
実際にほうれん草や小松菜、春菊などの野菜は気温が下がると甘味が増しておいしくなります。地域によっては、野菜の糖度を高めるために、雪を被せて栽培する農家さんもいるんです。
そんな今おいしい葉物野菜ですが、すぐ使わないけど買っておきたいということもあると思います。でも葉物野菜ってあまり長持ちしませんよね。
そこで今回は「葉物野菜が長持ちする保存方法」を紹介していきます。
葉物野菜の保存方法
今回は春菊を使って保存方法をご紹介していきます。ほうれん草や小松菜、水菜などの葉物野菜も同様の方法で保存すれば長持ちしますので、参考にしてください。
1.根本を濡らす
2.ペーパーでつつむ
3.ポリ袋に入れる
4.冷蔵庫の冷蔵室で保存
葉物野菜は乾燥に弱いので、必ず根本を濡らしたり、ポリ袋に入れるなど乾燥対策をして保存しましょう。
また葉物野菜を長持ちさせるなら保存場所も重要です。野菜室だと葉物野菜にとって暑すぎるので傷みが早くなります。葉物野菜の最適保存温度は0〜5度なんです。冷蔵室のスペースに余裕があれば冷蔵室で保存しましょう。
この方法で冷蔵保存した葉物野菜の保存期間はおよそ1週間です。ただ保存期間はあくまで目安です。野菜は収穫後も生きているので傷む速度は全て同じというわけではありません。またビタミンCなど水溶性の栄養素は時間が経つにつれて失われていくのでなるべく早めに食べきるようにしましょう。
冷凍保存する場合
葉物野菜は冷凍保存も可能です。以下の方法で保存しましょう。
1.よく水洗いをする
2.水気をしっかり拭き取る
3.ザク切りにする
4.冷凍保存用の袋に入れる
5.冷凍庫に入れる
冷凍した葉物野菜の保存期間はおよそ1ヶ月です。
冷凍した葉物野菜を料理に使う場合は必ず凍ったまま加熱調理してください。自然解凍してしまうと、食感が大きく変わってしまい食味が悪くなります。凍ったままお鍋の具や炒め物にするとおいしく頂けますよ。
※ほうれん草の場合シュウ酸を多く含むので、茹でてから冷凍するか、解凍時に必ず茹でる必要があります。
葉物野菜の保存方法まとめ
今回は「葉物野菜が長持ちする保存方法」を紹介しました。
ぜひ今回の保存方法を参考にして、今が旬の葉物野菜を無駄なくたくさん食べてくださいね。
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