忘れがちな家事はルーティン化が断然ラク!暮らしのプロが教える「月初にするといいこと」4選
整理収納アドバイザーむらさきすいこです。掃除に料理、洗濯…家事は多岐にわたりますよね。暮らしのプロである筆者は、つい忘れてしまいがちな家事のタスクをルーティン化しています。今回は、「月初にするといいこと」4選をご紹介します。
1.歯ブラシの交換
歯ブラシは毎日使うものだからこそ、清潔な状態を保つことが大切。古くなった歯ブラシは毛先が開き、汚れ除去効果が低下するだけでなく、雑菌の温床となる可能性もあります。
歯ブラシの交換時期の目安は、一般的に1ヶ月といわれています。使用頻度やブラッシングの力加減によって劣化速度は異なりますが、毛先が開き始めたら交換のサイン。また、風邪などをひいた後は、歯ブラシにウイルスが付着している可能性があるため、早めに交換することをおすすめします。
つい忘れてしまいがちな歯ブラシの交換ですが、月初に交換することをルーティン化することで、清潔な状態をキープしやすくなります。
2.洗濯槽の掃除
洗濯槽の裏側は、衣類の汚れや洗剤カス、水垢などが溜まりやすく、黒カビや雑菌の温床になりがちです。これらが原因で洗濯物に嫌なニオイが付いたり、肌トラブルを引き起こす可能性も。快適な洗濯ライフを送るためにも、洗濯槽の定期的な掃除は欠かせません。
筆者は、市販の洗濯槽クリーナーを活用しています。
筆者が使用している製品
「すっきり洗濯槽クリーナー」エスケー石鹸
除菌・消臭作用にすぐれる酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
強力発泡タイプ
一般的に洗濯層クリーナーは塩素系と酸素系の2種類があります。塩素系は洗浄力が強い反面、素材によっては使用できない場合があります。酸素系は、塩素系に比べて洗浄力は穏やかですが、幅広い素材に使用できます。洗濯槽クリーナーを使用する際は、必ず使用方法をよく読んでから使用しましょう。月に一度、月初めに洗濯槽をリセットして清潔な状態を保ちましょう。
3.換気口のフィルター交換
常に家の中の空気を入れ替えてくれる室内の24時間換気システム。住まいの空気環境を良好に保つために重要な役割を果たしていますが、手入れを怠るとフィルターが目詰まりしてしまいます。目詰まりを起こすと、換気効率が低下してカビやダニの発生原因となる可能性もあります。
筆者は市販のフィルターを活用して、手軽にフィルターを交換できるように工夫をしています。
筆者が使用している製品
「パッと貼るだけホコリとりフィルター」東洋アルミ
サイズ展開が豊富。
換気口の上から貼れるタイプなので、交換がとてもラク。
※必ずサイズをご確認ください
交換時期を見逃してしまいがちな24時間換気扇フィルターも、月初めのルーティンに組み込むと、気持の良い住まいで過ごすことができますよ。
4.冷蔵庫の上を拭く
冷蔵庫の上は、調理中の油煙やホコリなどが付着しやすく、意外と汚れています。油汚れとホコリが混ざると、ベタベタとした汚れになり、掃除が大変に。定期的に掃除することで、汚れの蓄積を防げて、清潔な状態を保つことができます。
筆者は固く絞った雑巾で、冷蔵庫の上を拭きます。油汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたものを使用しましょう。最後に、乾いた雑巾で拭き上げて、水分を完全に取り除きます。脚立や踏み台を使用する際は、転倒しないように注意しましょう。冷蔵庫の上は、普段目にすることが少ないため、掃除を忘れがちです。年末の大掃除にまとめて掃除しようと思うと、汚れが蓄積し過ぎて大仕事になってしまいます。ぜひ毎月1回の拭き掃除で清潔を保つようにしてみてください
交換や、掃除をする目安が曖昧なものこそ、実践する「タイミング」を決めることをおすすめします。時間や手間もそれほどかからないため、忙しい方でも気軽に始めることができるのではないでしょうか。新しい月の始まりを気持ちよく迎えるためにも、月初めのルーティン化をぜひ実践してみてください。
皆様の暮らしのお役に立てたら幸いです。