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薬箱があふれている人いませんか?多忙な12月でもできる!ちょこっと片付けのおすすめは「薬箱」

むらさきすいこ整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーむらさきすいこです。片付けセミナーの受講生や訪問整理収納サポートのお客様から、「薬箱」がいつもゴチャゴチャで使いにくい…というお悩みをよく聞きます。常備薬・諸症状に合わせて急場しのぎで買った薬・処方薬など油断するとあっとい間にゴチャついてしまう薬箱。忙しい12月は隙間時間を使って「薬箱」をちょこっと片付けしてみませんか?

1.内服薬と外用薬を分類する

薬品の種類が多岐にわたっていることが薬箱がゴチャつく原因のひとつ。まずは「内服薬」と「外用薬」を分類することをおすすめします。これだけで検索性がグッと上がり、探し物をする時間が減る効果があります。

処方薬は、「持ち主ごとに分類」しておくと、同様に検索性が上がります。
分類をしながら、期限切れの薬や過剰に持っている薬を処分しましょう。服用しきれないほどの大量の処方薬を溜めているケースを大変よく見ます。恐らく、いざという時には通院するのではないでしょうか?本当に必要かどうか、ぜひこの機会にチェックをしてみて下さい。

2.適正な収納用品に入れる

薬の分類が終わったら、適正な収納用品に入れていきます。細かい仕切りのある階段式の救急箱は、収納する物のサイズが限られてしまい、意外と使いにくいという場合もあります。
筆者は、「無印良品再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・1/2  590円税込」を使用しています。仕切りとフタが無いので、収納する物の自由度が上がります。

収納用品に「内服薬」「外用薬」のラベリングをすることで、家族にも情報共有ができます。
また、薬が増えて入りきらなくなったら収納用品を増やすのではなく、薬を整理して適正な量をキープすることをおすすめします。

3.収納場所を考える

薬箱の収納場所は、

頻度高:毎日服用・使用する薬 ⇒ キッチン
頻度中:毎日ではないが服用・使用頻度が高い薬 ⇒ リビングダイニングの棚など
頻度低:滅多に服用・使用しない薬 ⇒ パントリーや納戸、廊下収納など

このような具合に、服用・使用頻度に合わせて収納場所を考えてみてください。「薬」という括りで、全てまとめて一箇所に収納する必要はありません。

筆者は廊下収納にしまっている
筆者は廊下収納にしまっている

筆者の場合、子ども達がケガや病気の多い幼少~小学生まではダイニング周りに収納していましたが、病気をすることが少なくなった中学生になってからは廊下収納にしまっています。ご家庭によって適正な収納場所が変わってきます。

3.取り出しやすい工夫をする

薬箱に収納する際には、「立てて収納」することで一目瞭然になります。いざという時にスムーズに取り出せるメリットがあります。

更にもうひと工夫。薬品のパッケージのフタをカットすることで、取り出す際の手間を省くことができます。

いかがでしたか?年末年始はクリニックもお休み。いざという時に慌てないように薬箱の整理をしてみてください。12月の隙間時間のちょこっと片づけ、ぜひ試してみてくださいね。この記事が皆様のお役に立てたら幸いです。

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整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト。機能性と美しさを兼ね備えた「探す時間ゼロ」の整理収納を得意とする。NHK教育テレビ出演、メディア掲載実績多数。片付けの専門家として個人宅の訪問片付けサポート・収納公開の自宅セミナー・片付けセミナー講師・コラム執筆を行う。InstagramやAmebaブログで、片付けや暮らしにまつわる情報を発信中。

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