時間がない年末でもできる!片付けの専門家がすすめる「手軽にスッキリできる物」4選
整理収納アドバイザーむらさきすいこです。いよいよ年の瀬。「今年も片付けができなかった」と嘆いている人はいませんか?そんな方に朗報!今回はあわただしい年の瀬でも手軽にスッキリできる物を4つご紹介します。
1. 本
本棚にしまってある本は背表紙が見えるため間引きやすいアイテムです。読み終わった本や、明らかに読まない本を選び出して手放しましょう。これだけでも本棚のスペースが広がり、来年に新しい本を迎える余裕が生まれます。ダンボールに大量に保管している本が住居の床面積を占めているというケースをよく見ます。本当に読みたいもの、必要なものだけを選び、1つでもダンボールを減らして、人が快適に暮らすためのスペースを増やしていきましょう。
2. 靴と傘
玄関でいつの間にか増えてしまう靴と傘も場所を取る物のひとつ。特に古くなった靴や使わない傘を整理するだけで、玄関がスッキリとします。忙しい時期は、全て出して整理しなくても、サイズアウトしている靴や、劣化している靴、何年も履いていない靴を処分するだけでスペースが生まれるはずです。
傘も1本ずつ開いてみると、内側が錆びていたり、色あせていたりと、思いのほか劣化しているケースがありますので、ぜひ見直してみてください。
3. 服
クローゼットやタンスに溜まりがちな服も、整理してみましょう。忙しい時には、明らかに着ていない服や、古くなった服を取り出して処分するだけでも十分です!片付けのプロである私も、12月は洋服をすべて出す時間が取れないので、スキマ時間を活用してクローゼットに掛かっている洋服をピックアップしてリサイクルに出すようにしています。
大量に処分するわけではありませんが、1~2枚減らすだけでもクローゼットにゆとりが生まれますよ。
4. 食材
冷蔵庫やパントリーに眠っている食材もこの時期に整理をしておきたい物のひとつです。これから季節行事を迎えるための食材が増える時期。隙間時間で食材の賞味期限・消費期限をチェックして、積極的に消費していきましょう。また、冷蔵庫のドアポケットや棚に長期間眠っている調味料はありませんか?使い切れないものや期限が過ぎてしまったものは処分してみてください。余っている野菜や調味料を使ったスープや、残り物をアレンジした料理を作ることで食品ロスを防ぐこともできます。
本来は、物の整理をするときには「すべて出す」のが基本ですが、12月は忙しいため隙間時間を活用して少しずつ間引いて整理する方法も有効です。少し物を減らすだけでも収納スペースにも心にも余裕をもって新年を迎えられますよ。まだ間に合いますので、ぜひ実践してみてください。