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オートバイのあれこれ『ニンジャ生誕40周年!』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今宵は『ニンジャ生誕40周年!』をテーマにお話ししようと思います。

2024年。

今年は「元祖ニンジャ」こと『GPZ900R』のデビュー40周年なのですね!

元ニンジャオーナーであり、現在もニンジャファンである私はなんだかお祝いしたい気分になりました。

▲かつては私もニンジャオーナーでした
▲かつては私もニンジャオーナーでした

「またニンジャ買おうかな!」なんてね。

このニンジャブランド40周年を記念して、現行モデルの『ニンジャ1000SX』に特別仕様車がラインナップされているようです。

NINJA 1000SX 40th ANNIVERSARY EDITION

▲特別仕様のニンジャ1000SX〈画像引用元:カワサキモータース〉
▲特別仕様のニンジャ1000SX〈画像引用元:カワサキモータース〉

エンジンパワー等スペックの部分はスタンダードモデルと変わりませんが、車体色が1985年式のニンジャに用意されていた赤黒ツートーンカラーをモチーフにしたものとなっています。

▲85年式GPZ900R〈画像引用元:川崎重工〉
▲85年式GPZ900R〈画像引用元:川崎重工〉

燃料タンクにあしらわれている「Kawasaki」ロゴとアッパーカウルの側面に入る「Ninja」ロゴも、当時の意匠を再現しているとのこと。

そして個人的にニヤッとしてしまったのが、サイドカウルに配された「Liquid Cooled」の文字

当時のニンジャと同じような位置に「Liquid Cooled」と書いてあり、往年のニンジャファンなら懐かしさもあって地味に嬉しいのではないでしょうか。

ちなみに「Liquid Cooled」は「水冷」の意味。

現在では当たり前すぎてわざわざカウルに記す必要の無いレベルのワードですが、カワサキはGPZ900Rをリリースした当時、「空冷Z系の後を継ぐ新世代水冷モデル!」とアピールするため、このワードをカウルに載せていたのです。

車体のデザインはもう全然違いますが、元祖ニンジャの特徴がこうして今も活かされているところに、長い歴史のつながりを感じずにはいられません。

▲GPZ900Rの名残を感じる〈画像引用元:カワサキモータース〉
▲GPZ900Rの名残を感じる〈画像引用元:カワサキモータース〉

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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