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「みくさのはらいことば」など、嫌な気分をスパッと手放す【強烈な方法】をあなたにご紹介します。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、嫌な気分をスパッと手放す「強烈な方法」をご紹介します。

その1.呼吸を整える。
嫌な気持ちになっている時は、だいたい、短くで浅い呼吸になっているものです。胸を張り、やや上を見上げ、長くて深い呼吸をするよう心掛けましょう。コツは、細く長く吐くです。そうすれば、深い呼吸が自然に出来るようになるでしょう。深い呼吸を繰り返しながら、自分の身体に酸素が行き渡っている様子を想像しましょう。呼吸を整えるだけで、あら不思議、嫌な気分を手放すことが出来ます。

その2.体を動かす。身体を動かして軽く汗を流す。
嫌な気分を手放す方法としておススメなのか、軽く汗ばむ程度の運動をおこなうということです。そうすれば、心身をリフレッシュさせることが出来ます。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をしていると、精神を安定させる働きをする、幸せホルモンであるセロトニンが脳内に分泌されやすくなり、嫌な気持ちが晴れることが、科学的にも証明されています。 ぜひ、お試し下さい。ちなみに私は、嫌なことがあったら、いつもカウンセリングルーム内で、腕立て伏せとか腹筋とかやっているのですよ。まあもっとも、腕立て伏せなどの筋トレは、有酸素運動ではなく無酸素運動ですけどね。

その3.紙に書く。
これは、私がよくやっている方法です。嫌なことがあって、それを紙に、感情のおもむくままに書き殴ると、不思議と気持ちがスッキリします。そして、書いた紙を客観的に眺めると、それほど悲しむ出来事じゃないな、それほど悔しがる出来事じゃないな、それほど苛立つ出来事じゃないなと冷静になれます。ですから、紙に書くのは、超おススメです。

よくここで、「嫌なことがあったら、友だちにこぼすといい」という話を聞くのですが、私は、それは、あまりおススメ出来ません。何故かと言うと、嫌な気分や嫌な出来事を友だちに話すと、友だちに嫌な気分を伝染させてしまうからです。そのことによって、友だちから「こいつは、不平不満の多い、愚痴っぽい奴だな」と思われ、距離を置かれるようになったら、誠に哀しいことですし、また今度は、友だちの愚痴を聞かなければならない羽目にも陥るので、いいことないです。

よって、話してスッキリしたいと言うのなら、自分の生活に直接関係のない、第三者であるカウンセラーに話しましょう。そのほうが後腐れなく、よっぽどスッキリします。腕のいいカウンセラーなら、下手な友だちと違って、あなたの感情を否定したりしませんからね、非常に安心です。

その4.瞑想をする。
瞑想はおススメです。でもこれは、正直言って、非常に難しいです。瞑想の具体的なやり方については、今日は長くなるのでお話しませんが、瞑想は、一朝一夕で、上手に出来るものではありません。私(竹内成彦)は、もう何十年と瞑想をやっていて、瞑想の先生の所へ教えを乞いに行ったこともありますし、集団瞑想会にも参加したことがあるのですが、なかなかスッキリした気持ち、爽やかな気持ちになることは出来ません。

よって、私がおススメするのは、山登りとサウナです。ひとりで山に行って、黙々と歩いていると、自然に瞑想状態に入ることが出来ますし、サウナに入って、水風呂に入って上がると、集団瞑想を行った時と同じぐらい、頭の中がスッキリ爽やかな気持ちになることが出来ます。

尚、サウナには正しい入り方があります。これを知らないと、瞑想状態を味わうことが出来ません。よって、どうぞ、正しい入り方を知ったうえで、サウナにお出掛けください。尚、正しいサウナの入り方については、ネット上でたくさんの情報が落ちてますので、どうぞそちらをご覧いただければ…と思います。

その5.マントラを唱える。
マントラには、いろいろ種類があるのですが、今日はひとつだけお教えします。
それは、「みくさのはらいことば」というものです。
手を合わせ、声に出して唱えるのが1番ですが、心の中で唱えるだけで効果があります。唱える言葉は、「とほかみ えみため はらいたまえ きよめたまえ」「とほかみ えみため はらいたまえ きよめたまえ」です。

意味は知らなくても結構です。言霊というくらいです。言葉には、魂が宿っているので、唱えるだけで効果が表れます。唱えるだけで、嫌な気分をスパッと手放すことが出来ます。本当です。ぜひお試しください。

1回で、「嫌な気分を手放せない」とおっしゃる方は、何度も何度も唱えてください。また、どうしても意味が知りたいとおっしゃる方は、「みくさのはらいことば」で検索して、どうぞご自分でお調べください。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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